このページでは、お金がないけど今すぐ引っ越したい方向けに、その費用を安くする方法を紹介したいと思います。
収入は少ないけれど、都内の23区に憧れており住んでみたいので、引っ越し費用を安くしたい
今住んでいるマンションで騒音被害があり、今すぐ引っ越したいけれどお金がない
お金がないので家賃を低くしたいけれど、敷金・礼金などの費用が払えない
引っ越したいけれど、手持ちのお金がギリギリでどうしようか悩んでいる
無職、フリーランス、フリーター、自営業などでお金がないけれど引っ越したい
このような悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。
引っ越しに掛かる費用の目安
まず引っ越しに掛かる費用の目安を見てみましょう。
引っ越しには、大きく分けて単純に引っ越し業者に支払う費用と、賃貸の初期費用の2つがあります。
家具を新しく購入すれば、その費用も掛かりますが、ここではその費用については触れません。
引っ越し業者に掛かる費用 | 4~10万円(単身→同棲→家族の順番で高くなる) |
敷金 | 家賃1か月分 |
礼金 | 家賃1か月分 |
仲介手数料 | 家賃1か月分 |
前家賃 | 家賃1か月分 |
日割り家賃 | 入居日によって変動 |
保証会社利用料 | 家賃半月~1か月分 |
火災保険 | 1万5千円 |
鍵交換費用 | 1万5千円 |
引っ越し業者に掛かる費用は荷物の量に比例して高くなり、賃貸の初期費用は基本的には家賃に比例して高くなります。
一般的に言われているのが、初期費用は家賃の5~6か月分ということです。
例えば、家賃が6万円であれば30~36万円を用意して、家賃が12万円であれば60~72万円のお金が初期費用として必要ということです。
引っ越し費用を安くするということは、上記の項目のいずれかを安くするということです。
そこまで言えば、『そうか、自分で引っ越しすれば安くできるのか』や『そう言えば、敷金・礼金無料の賃貸ってよく聞くな』とか、自分なりに色々なアイディアが出てくると思います。
お金がないけど今すぐ引っ越したい!費用を安くする方法9選!
それでは、ここからお金がないけど引っ越したい方に向けて、費用を安くする具体的な方法を紹介します。
国や自治体の助成金を活用する
まずは国や自治体の助成金が活用できないかチェックしましょう。
特に子育て世帯、ひとり親世帯、高齢者、親世帯との近居を考えている方、失業集、収入が低い方であれば、助成金の対象となる確率が高くなります。
助成金の名称としては、『民間賃貸住宅家賃助成』、『次世代育成転居助成』、『住み替え居住継続支援』、『高齢者等安心居住支援家賃助成制度』、『高齢者等民間賃貸住宅入居支援制度』、『ファミリー世帯家賃助成』などがあります。
これら名称は、各自治体によって異なるケースがあります。
助成金の探し方としては、googleで『引っ越し先の自治体+助成金』と検索したり、各自治体の公式ホームページから見つけることができます。
助成金が受けられる対象は細かく定めれれていますので、自分が条件に当てはまらないかチェックしてみてください。
例えばですが、神戸市では、新婚・若年夫婦世帯へ最大で30万円の補助金が出ます。
諸条件はあるものの、条件に当てはまる夫婦にとっては、引っ越し費用を大幅に安くできるチャンスと言えます。
引っ越しを自分でする
引っ越し業者に依頼すると、荷物の量によっても大分幅があるのですが、4~10万円、もしくはそれ以上掛かります。
ですが、自分で引っ越しをすれば、かなり安くすることができます。
特に引っ越し先が近かったり、荷物の量が少ないケースでは自力での引っ越しが簡単です。
もしも荷物の量が多いという方は、この機会に荷物の量を減らすのがオススメです。
例えば、メルカリやヤフオクを利用して個人売買すれば、その分、引っ越し費用の足しになりますし、荷物が減れば、引っ越し掛かるコストは下がります。
車を所有している方は、それを使えばガソリン代だけのコストで済みますし、車がない方はレンタカーで軽トラックを借りたり、友達に協力してもらえば安く済みます。
5~12月の閑散期に引っ越す
引っ越し先までの距離や荷物の量で、どうしても引っ越し業者を利用しないといけない人はいると思います。
そのような方は、5~12月の閑散期での引っ越しがオススメです。
特に6月は梅雨入りしていることと、祝日がないという理由で、引っ越す人が少なく、1年間で最も費用が安くなります。
そのため、いつでも引っ越しできるという方は、6月、さらには平日に引っ越すことで、引っ越し費用をかなり安くすることができます。
敷金・礼金無料物件を探す
敷金・礼金は基本的には、初期費用として必要ですが、中にはその2つが無料という物件もあります。
そのような物件を見つけることでお金がなくても引っ越しできる可能性が高くなります。
ですが、そのような物件には注意も必要です。
まずは、敷金・礼金無料にしてでも入ってほしい物件であるということで、何かしらの問題がある可能性があるということです。
具体的には、築年数が古かったり、立地が悪かったり、事故物件であったりと、何かしらのマイナス要因がある可能性が高いです。
そのため、掲載されている情報をしっかりとチェックして、内見時においても、なぜ敷金・礼金が無料なのか、仲介会社の方に聞くのが大切です。
また敷金・礼金が無料だけど、メンテナンス費用が必要だったり、鍵交換費用が高いなど、他の部分で費用が掛かるケースがあります。
初期費用はトータルコストが大切ですので、合計でいくら掛かるのかという視点を持って、敷金・礼金無料に簡単に釣られないことも大切です。
その他には、家賃に敷金・礼金の費用が上乗せされているケースもあります。
その場合は、他の同じような条件の物件で比較して、家賃に敷金・礼金が上乗せされていないか確認しましょう。
仲介手数料無料もしくは半額の不動産会社で契約する
仲介手数料は、一般的に家賃1か月分という不動産会社が多いのですが、中には無料もしくは家賃の半額というところもあります。
このような不動産会社を利用すれば、仲介手数料分が節約できるということです。
ただし、こちらも注意するべき点があります。
それは仲介手数料が安いということは、貸主がその分、負担しているということなので、家賃が相場よりも高いということがあります。
また仲介手数料は無料もしくは半額だけど、その分、事務手数料だったり、鍵交換代だったり、消毒代だったり、事務手数料・書類作成費用などの名目で請求される可能性もあるということです。
不動産会社が所有している自社物件であったり、どうしても空き家にしたくないという理由で貸主が負担しているケースであれば、本当にお得な物件である可能性はありますが、このページで再三言っていることですが、合計金額がいくらなのかというところに注意して、物件選びをするようにしましょう。
賃貸家賃の値引き交渉をする
賃貸家賃は、引っ越しに掛かる初期費用としても大きいですし、継続して毎月掛かるお金として、最初に値引き交渉するのは大切です。
また家賃だけでなく、敷金・礼金・管理費や駐車場代も値引き交渉可能ですので、積極的に交渉するのがオススメです。
参考として、当サイトでは賃貸の家賃で値引き交渉した30人の体験談を下記のページにまとめておりますので、是非、チェックしてみてください。
不動産会社が勧めてくる火災保険に加入しない
賃貸の契約時に不動産会社が勧めてくる火災保険というのは、実は不必要な補償が付いた高額な火災保険であるケースがあります。
確かに、火災保険への加入を入居条件としている物件がほとんどですが、勧めてくる火災保険に加入しないといけないということはありません。
ですので、下記のように複数の火災保険から見積もりを取れるサービスを利用することで、自分に必要な補償だけを付けて、安くできる可能性があります。
フリーレントの賃貸を探す
フリーレントとは、一定期間の家賃が無料になる契約を指します。
その期間は日割り家賃分や半月、長ければ1~3か月無料という賃貸もあります。
なぜこのような契約があるのかと言えば、やはり、空き部屋を作りたくないからです。
貸している人がいなければ、当然、家賃収入が入ってきませんので、それを防ぐためにフリーレントという契約があります。
ただし、デメリットもあり、そのようなフリーレントになっている賃貸は「短期解約違約金」が設定されていることがほとんどであるということです。
この違約金制度は考えてみれば当たり前で、大家さんからしたら、無料の期間だけで引っ越しされては溜まったものではないからです。
この期間は契約によって違うのですが、1~2年であるケースが多いです。
それでも、引っ越した後は、すぐに引っ越さないというのであれば、お得であるケースが多いと言えます。
都心から離れた賃貸を探す
都心というのは、当然、家賃が高い傾向にあります。
東京で言えば、23区内の家賃は高いですが、23区外の市は安い傾向にあります。
ですので、お金がないけど引っ越したいという方は、都心から離れた賃貸を探すのもオススメです。
部屋の条件は同じでも、立地が違うだけで、家賃は何倍も違うということがあります。
今すぐ引っ越したいなら、お金を工面する
上記では引っ越しで費用を安くする方法を紹介しましたが、それでも最低でも10万円は用意したいとことです。
あらゆる手段を使えば、それよりも安くできるかもしれませんが、それよりも10万円用意する方が簡単だと思います。
部屋にあるモノを売る
まず部屋にあるモノを売りましょう。
部屋にあるモノの多くは、自分でお金を出して買ったものですので、メルカリやヤフオクなどの個人売買であれば、その多くが売れるはずです。
確かに、手間暇が掛かるため、面倒ではありますが、お金がないのであれば工面するしかありません。
個人売買にリスクを感じるのであれば、下記のような出張買取に依頼するのもいいでしょう。
☞トップクリーン(東京、千葉、埼玉、神奈川、茨城の出張買取に対応)
☞不用品おかたづけ見積りネット(全国対応)
いずれにしても、モノを減らすことで引っ越し代も安くなりますので、大きい荷物を中心に売るのがオススメです。
クレジットカードを利用する
お金がない方の中で、毎月の一定収入はある方であればクレジットカード払いもオススメです。
大手の引っ越し業者であればクレジット払いは可能ですし、家賃も支払えるところもあります。
ただ、後からリボであったり、分割支払いにすると金利が高くなってしまいますので、そのようなケースではオススメしません。
銀行のフリーローン
銀行のフリーローンとは、事業用や投資用以外の目的であれば、自由に使える個人向けローンです。
クレジットカードの後からリボや分割払いを利用するぐらいであれば、こちらのフリーローンの方が安い傾向にありますのでオススメです。
ただし、借金であることに変わりはないため、オススメはしません。
家族に借りる
お金を借りられるのであれば、家族に相談して借りるのが、金利面を考えると一番いいです。
両親、兄弟、親戚など、お金を借りられる人がいないか考えてみてください。
ただし、そこまでして引っ越ししたいのかについては、もう一度考えてみましょう。
お金を借りるぐらいであれば、働いたり、モノを売ったりして稼ぐ方が精神的に楽であるケースの方が多いと思います。
お金がないけど今すぐ引っ越したい人向けのサービス
東京のマンションに住みたい方!『部屋まる。』
部屋まるは、東京を中心に埼玉、神奈川、千葉の賃貸を扱っている不動産会社で、家賃6万円の格安な物件だけを扱っています。
地方に住む方は東京の家賃相場はよくわからないかもしれませんが、6万円以下というのは、かなり安いです。
しかも、中には5万円以下、3万円以下、2万円以下なんて物件もあります。
もちろん、そのように安い物件には何かしらの訳があるケースがほとんどですが、とにかく引っ越し費用を安くしたいという方にオススメです。
東京のシェアドアパートメントに住みたい方!『クロスハウス』
クロスハウスは、敷金0円、礼金0円、仲介手数料0円、初期費用3万円のみで、家具家電付きシェアドアパートメントを東京で家賃3万円から紹介しているサービスです。
シェアドアパートメントとは、シェアハウスの一種で、全室鍵付き個室でシェアするのは水回りのみという物件です。
普通の賃貸とは違って、保証人なしで契約できたり、短期間(1か月~入居可能)だけ部屋を借りたい方にもオススメです。
ただし、注意点もあり、シェアハウスは18歳~39歳まで、家具付きアパートメントは18歳~49歳までという年齢制限があったり、友達を物件に呼ぶことができないの制限はあります。
敷金・礼金・手数料・更新料が全て無料で家賃2万円からならビレッジハウス
ビレッジハウスは、敷金・礼金・手数料・更新料が全て無料で家賃2万円から、低家賃マンションを探すことができます。
このビレッジハウスでは、全国47都道府県から賃貸を探すことができるため、全国のお金がないけど引っ越したい方にオススメです。
ただし、ここのビレッジハウスの物件はすべてビレッジハウスが管理しているため、数はそこまで多くありません。
そのため、空室なしであったり、ピンポイントで探している地域には物件がないケースもあります。
しかしながら、逆を言えば、もし探している地域に空室ありの賃貸がある場合は、とてもお得である可能性が高いです。
保証人も必要ないので、片親の方であったり、留学生などにもオススメです。
引っ越し業者を一括見積もりしたい方!『ズバット引越し比較』
はっきり申し上げまして、引っ越しは自分でやるのが一番安いです。
ですので、お金がないのであれば今部屋にある大型の家具や荷物は売るなり、捨てるなどして減らし、自分で引っ越しを作業をしましょう。
ただ、全員が自分で引っ越しできる訳ではないと思いますので、ここでは業者を使う場合に、引っ越し費用を安くするサービスを紹介します。
それはネットでの一括見積です。
同じ条件であっても、業者によって見積金額が数万円違うなんてことはザラです。
すぐに引っ越し業者から連絡ももらえるので、今すぐに引っ越したいかにもオススメです。