賃貸の家賃で値引き交渉した30人の体験談です。
賃貸の家賃の値引き交渉のタイミングは、最初に契約する時や更新の時など一般的ですが、それ以外でも値引き交渉してはいけないということはありません。
例えば、同じマンションの部屋が安くインタネットなどで募集されていた時などです。
そのようなタイミングで値引き交渉すれば、賃貸の家賃が安くなることがあります。
それに値引き交渉するのは、賃貸の家賃だけでなく、駐車場代や敷金・礼金、管理費なども可能です。
ただ、どうやって皆値引き交渉しているんだろう、コツとかあるのかな、自分でもできるかななど、不安に思っている人も多いはずです。
そこで今回は、賃貸の家賃の値引き交渉したことがある30人にその時の体験談をお聞きしました。
是非、参考にしてみてください。
ちなみに、このアンケートは、以下のように実施しました。
回答して頂いた方、誠にありがとうございます。
それでは、早速、アンケート結果を見てみましょう。
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- 賃貸の家賃で値引き交渉した30人の体験談
- 社会人になり、一人暮らしを始める時に賃貸の家賃の値引き交渉
- 一筋縄では行かないんじゃないか?と思わせることで駐車場代をなくしてもらえた
- 他に予算内で数件見つけたので迷っているアピールすることで駐車場代の値引きに成功
- 賃貸マンションと駐車場が一緒の管理人の場所を選び値引き交渉
- 夫と別居時に女性1人で不動産屋に行き賃貸の家賃の値引き交渉
- 家賃値引きの秘訣は、大家さんと親しくなること
- 家賃の値引き交渉してみると敷金・礼金を気持ち程度調整してくれた
- 具体的に家を見て気になった場所を指摘することで家賃が下がった
- 家賃の値引き交渉したのは31歳の時、板橋区の小茂根のアパート契約
- 家賃の値引きは難しいということで、駐車場代を安くしてもらった
- 一軒家の値引き交渉で失敗した体験談
- 駐車場が近くにないことを材料に家賃の値引き交渉
- 大家さんの賃上げしたいけれど今回はこのままでとの提案時に、逆に家賃の値下げ交渉
- 駐車場代込みでそこの家賃の価格にしてほしいと交渉
- 賃貸情報に掲載されている同じ建物内の物件の家賃が安かったので値下げ交渉
- 知り合いのツテをたどって賃貸の家賃の値引き交渉をしてもらった
- マンションの1階と3階が同じ家賃だったので、それを利用して値引き交渉
- 契約更新のため不動産屋を訪れた時に借家の家賃の値引き交渉
- 即日入居希望と営業の方が値引き交渉に前向きだったことで多少の値引きに成功
- 管理費・共益費、礼金をなし、プラス1ヶ月のフリーレントをつけてもらった
- 賃貸物件で見つけた小さな欠陥を修理した状態で退去することを提案して値下げ交渉
- 身の丈より少し背伸びした物件を借りたい時、2点の方法を試した
- 価格交渉に応じて貰えるなら、即入居を条件に賃貸家賃の値下げ交渉
- 新築のアパートに入居して1ヶ月の時に賃貸家賃の値下げ交渉
- 長く住んだ一軒家の賃貸の値下げ交渉
- 同じ階の空き部屋が、自分のところより安くなっていたので、更新時に不動産会社に値引き交渉
- 妻が以前よりお世話になっている不動産屋で賃貸家賃の値引き交渉
- 賃貸の契約更新が近づいていたので、ダメ元で大家さんに家賃の値引き交渉
- 3月、4月などの繁忙期を外して家賃が下がった時期に行き、さらに値引き交渉で下げる
- 長く住むことをアピールして賃貸家賃の値引き交渉
- アンケート結果のまとめ
- 家賃はどうやって決まる?「積算法」と「賃貸事例比較法」
- 相場とかけ離れた家賃になっている場合は値引き交渉が有利
- 家賃の値引き交渉が難しい場合は住居確保給付金
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賃貸の家賃で値引き交渉した30人の体験談
※以下の()は、(性別/年齢/住所/職業)です。
社会人になり、一人暮らしを始める時に賃貸の家賃の値引き交渉
社会人になり、一人暮らしを始めたいと思ったときに、少しでも安く、そしていい場所に暮らしたいと思いました。
不動産会社に行き、紹介して頂いた物件の中に気に入った物がありました。
そこで、「この物件の家賃を安くして貰えれば、今すぐに契約します。安くならなければ、今日は借りるのを諦めて、もう一度考え直してみます。」と言いました。
すると不動産会社の方は、大家さんと話をしてくれ、すぐに入居してもらえるならという条件で家賃を安くして貰えました。
それから、女性一人で不動産会社に行くと、いいように契約させられてしまってあまり良くないと聞いたので、不動産会社に行くときには男性に一緒についてきてもらいました。
そして話を聞いたり物件の見学なども一緒に行ってもらい、家賃の値引き交渉などもその男性にしてもらいました。
(女性/33/長野県松本市/専業主婦)
一筋縄では行かないんじゃないか?と思わせることで駐車場代をなくしてもらえた
スマホで前もっていろいろな物件を見ていて、気にった場所や気に入ったお部屋の部分、家賃や敷金礼金などを前もってスクリーンショットをしておいて、不動産屋さんの店舗に直接行き気に入ったもの全てを提出しました。
インターネットで見た話だったのですが、初心者丸出しで行くよりもちょっとコイツは一筋縄では行かないんじゃないか?というような感じで行くと、値切りの話を相手側からしてくる事もあると見ました。
自分の気に入るような物件があり、とってもはしゃいでいると不動産がわから「大家さんに値切れるかどうかお聞きしますね!」と、自ら言ってくださいました。
家賃自体は金額は変わりませんでしたが、駐車場代を無くして頂くことが出来、大変良かったです。
(女性/25/千葉県八千代市/フリーター)
他に予算内で数件見つけたので迷っているアピールすることで駐車場代の値引きに成功
とにかく色んな物件を見に行って、住みたい物件を数件選びその不動産に通いつめて決めきれないとアピールしました。
予算をはっきり伝え、でもどうしてもここに住みたいが、他に予算内で数件見つけたのでそちらも考えていると、すごく困ったふりをして、自分からは絶対に帰りません。(笑)
深刻な顔で本気さを伝えました。
また店舗では他のスタッフもいるので、話にくいかと思い物件を見に行ったときに、一対一で値引きについてちょっと様子を伺ってみたりしました。
結果、家賃自体は安くしてもらえませんでしたが、駐車場2台分を1台分の金額で借りることができました。
あと、私のその時聞いた話では、長い間借りるのなら、それを伝えると少し安くしてもらえるかもしれないということです。
(女性/37/岡山県倉敷市/バイト 接客業)
賃貸マンションと駐車場が一緒の管理人の場所を選び値引き交渉
2LDKの間取りで、賃貸マンションの家賃と駐車場で10万円を切るくらいで探していました。
ですが、選んでいた地域では、駐車場の平均は1万8000円~2万円の場所と2LDKの間取りの賃貸マンションの平均は8万5000円~9万円くらいで、合わせると10万を超える所ばっかりでした。
選んだ2LDKの間取りの賃貸マンションも築年数30年弱で8万7000円で、砂利の屋根なし駐車場だったのですが、1万8000円だったので10万5000円でオーバーしてました。
なので選んだ2LDKの間取りの賃貸マンションと駐車場を一緒の管理人の場所を選び、一緒に借りるのでもう少し安くしてほしいと値引き交渉し、8000円くらい安くしてもらい、9万7000円になりました。
(女性/26/大阪府大阪市都島区/専業主婦)
夫と別居時に女性1人で不動産屋に行き賃貸の家賃の値引き交渉
主人と数ヶ月別居していたことがあり、その時に私ひとりで不動産屋に行きました。
女性がひとりで不動産屋に行くと「ナメられる」等々、聞いたことがあり、過去に私自身も経験もあったので、とりあえず「予算は40000円まで」「駅から徒歩10分以内」「必ず鉄筋コンクリート」等々、自分の希望を不動産で屋ハッキリと言いました。
ですが、不動産屋は少し予算より高かったり、自分の希望と少し違う物件を提示してくるんです。
私が勧められたのも45000円の物件でした。
とりあえず部屋を見に行き、部屋は気に入ったんですが、家賃がオーバーなので不動産屋に「ちょっと高いやん。40000円までって言ってたんやから5000円安くしてや」と言いましたが「無理ですわ~」という返答。
部屋を見に行った時に、数件空き家だったのは見ていたので「ほなよその物件探すわ」と不動産屋を出ました。
そして私から電話をし「さっきの物件なんとかならん❓️」とまた値下げのおねだり。
不動産屋も私がしつこいので参ったのか、5000円の値引きに応じてくれました。
(女性/42/大阪府大阪市生野区/主婦(居酒屋でパート))
家賃値引きの秘訣は、大家さんと親しくなること
山形県へ引っ越しする前のことです。
そこのアパートは、私が借りた部屋のお隣のお隣に大家さん家族が暮らしていらっしゃいました。
ペット可の物件で、津波で1階が水没していた場所です。
私が入るまで中々入居者が決まらなかった、と聞きました。
なので、大家さんと頻繁に会う機会があったので、ペットを飼いながら事務職は金銭的に大変、と伝えたところ、41,000円を40,000円にしてくれました。
その後、退去するときも月末に引っ越しするのではなく、月の頭に引っ越しすることになりました。
本来であれば、その月も家賃が発生するはずでしたが、「家賃は必要ない。」と言ってくれました。
家賃値引きの秘訣は、大家さんと親しくなることだと思います。
(女性/29/山形県鶴岡市/専業主婦)
家賃の値引き交渉してみると敷金・礼金を気持ち程度調整してくれた
夫と新しい暮らしをしていくに際して、とってもお気に入りの家を見つけたが、値段が思ったより高くとても悩んでいました。
不動産屋さんに聞いても、なかなか今は値引き交渉が難しいとのことだったので、かなり駄目元で、「夫と新しい暮らしをするのにとっても気に入ったのに、家賃だけが問題で躊躇しているんです。どうしても難しかったら他の不動産屋さんに通ってもっといいところ見つけなければならなくなります。。。」と言いました。
そしたら、不動産屋さんが頑張って大家さんに掛け合ってくれた?ようです。
家賃の値下げはできませんでしたが、敷金・礼金の部分を本当に気持ち程度ですが調整してくださいました。
あまりしつこくすると品位を失いますが、言ってみるものですね。
(女性/27/大阪市浪速区/専業主婦)
具体的に家を見て気になった場所を指摘することで家賃が下がった
埼玉県桶川市で借家を借りた時、元々は家賃が5万5千円プラス、駐車場代5000円で合計6万円でしたが、長い間借りる人がいなかったのか、大家さんのほうから不動産に電話があり、「この前家を見に来た人は、もう決まったてしまったのか?」と連絡がありました。
正直に、家を見た感想を述べて、気になった個所を伝えました。
たとえば、フローリングが本当の木板ではなくフローリングシートなので、べこべこしている事、雨戸の動きが悪く、なかなか開かなかったこと、庭に雑草が生え放題で、ごみも撤去されていないことなどを伝えて、この状態で6万円は高すぎると思うと伝えました。
具体的に挙げたのが良かったようです。
こちらも譲歩して雑草とゴミはこちらで、撤去することになりましたが、家賃は駐車場代込みで4万8千円までさがりました。
(女性/37/実家は埼玉県 現在海外在住/教育関係 商社)
家賃の値引き交渉したのは31歳の時、板橋区の小茂根のアパート契約
値引き交渉したのは31歳の時、板橋区の小茂根のアパート契約です。
猫2匹飼ってたので、住める家は極めて少なかったのですが、最初から予算を低めに不動産屋さんに提示して家を探してると押し切りました。
その中で、低め設定の予算より5000円オーバーの物件を紹介されたのですが、これじゃ住めない、即決するから5000円値引きを交渉したところ、大屋さんと相談して1000円なら値引きしてくれました。
それでも、実は予算内でした。
値引きに重要なのは、初期資金が少ないと言い張り、その中で最良の物件を探させる。
その後、即決するからと多めの値引きを交渉する。
そうすると、多めの金額は無理でも、少しなら可能かなと不動産屋さんも大屋さんも考えてくれるという事です。
(女性/33/千葉県八千代市/専業主婦)
家賃の値引きは難しいということで、駐車場代を安くしてもらった
賃貸の不動産会社から最初に、家賃が74000円という提示があり、それより家賃を安くすることはできないかと交渉しました。
家賃の値引きは、他の居住者がいるため難しいとのことでした。
その後、大家さんに電話交渉していただき、家賃の値引き以外の条件交渉する形になりました。
駐車場が月額1台4000円のところを2台契約する約束で、1台3000円に値引きしてくれることになりました。
その他、金額だけでなく条件を良くしてくれるよう交渉し、エアコンが付いてなかったのを、エアコン付きにするのを条件に、家賃を月1000円プラスすることになりました。
結果、家賃75000円の駐車場2台6000円で、共益費など含め、総額81000円で契約することになりました。
(女性/31/愛知県豊田市栄町/主婦)
一軒家の値引き交渉で失敗した体験談
一軒家なので、老朽化はマンションなどよりも分かりやすく、不具合を訴えるのには訴えやすかったですが、結果は値引き交渉は失敗しました。
まず、住んでいる年数から値引きを交渉しました。
10年住んでいて、賃料を一度も延滞したこともないこと。
次に、老朽化がある箇所を具体的に説明しました。
床がきしむ、虫が入り込む(毎年一回は必ず蟻の大群が家の中に発生する)、カビが生えて落ちない、壁にひびが入っている、ガス給湯器が古いなどです。
しかし、私もリサーチ不足で、目の前に建っているワンルームが、私が借りている築30年の4DKの一軒家やとほぼ同じ値段だった為(場合によっては、近くのマンションの方がうちよりも高い家賃であるところもあり)、一軒家で今借り入れている金額が元々からかなり良心的で安く借りていると分かり、逆に値段交渉をしたことを後悔したぐらいです。
また、オーナー様が良い方で、家賃の値下げは出来ないが、不具合箇所は出来る限り直して頂けるとの事で、気になるところは随時お願いして、不便なく過ごせているのでこのままの値段でと思うことにしました。
値引き交渉は失敗しましたが、オーナー様も良く、良い物件に住んでいると分かり良かったです。
(女性/40/神奈川県川崎市高津区/専業主婦)
駐車場が近くにないことを材料に家賃の値引き交渉
駐車場がなく、車を止めるために離れた場所にまた駐車場を契約しなければならなかったので、それなら家賃を値引きしてと交渉したら値引きになりました。
月半ばからの契約だったので、今月分の家賃をサービスにしてくれないか?との交渉したら、それもサービスになりました。
駐車場を近くに探してくれないか?と交渉したら、駐車場がどうしてもないという事だったので、家賃を更に交渉して結果的にだいぶ安くしてくれました。
集合マンションなので、他の部屋の人の家賃とは差ができてしまいましたが、もしかしたら他の部屋の人達も交渉して安くなっているのかもしれません。
日当たりもイマイチ悪いので、それも交渉したらから家賃の値引きをしてもらえたのかな?と思います。
(女性/49/北海道帯広市/運輸業)
大家さんの賃上げしたいけれど今回はこのままでとの提案時に、逆に家賃の値下げ交渉
大家さんは賃上げしたいが、今回はそのままでとの提案であったが、物件が古く修繕箇所が多く、こちらの要望として、網戸の交換、風呂の交換、台所の水回りの修繕など複数の改善を要求し、全て対応してくれるのなら賃上げにも応じる。
すべてに対応してもらえないのなら、入居時に比べ不便さを感じるようになっているので賃料を下げてほしいと要求した。
不動産屋が仲介となり、改善を希望した箇所の修繕費の見積もりが相当額だったので、大家が賃料の引き下げに応じた。
5000円といわれたが、10000円下げてほしいと交渉した結果、網戸、台所の水回りの一部を修繕するので5000円値下げでどうかとの提案があり、検討の結果、大家さんの申し出を受け入れることにした。
(男性/51/東京都世田谷区/福祉業、サービス管理責任者)
駐車場代込みでそこの家賃の価格にしてほしいと交渉
ちょうど引越し先を探してたときで、私達の家賃相場の物件を探していて、不動産屋巡りをしていました。
借家の物件を見に行ったが、ボロボロすぎて台風や地震ではすぐに壊れてしまいそうだったので、そこはやめました。
家賃はかなり安かったです。
そして違う不動産屋さんに行き、その方に家賃の話などしたり、将来子供を作るという話をしたりしていて、物件を3軒ほど見に行きました。
そのなかで、一軒、住みやすそうで、家賃もそこそこ高くなかったのですが、駐車場代が一台かかるので、駐車場代込みでその家賃の価格にしてほしいと不動産屋の人に言いました。
そしたら、オーナーさんと話してくれて、長く住んでくれるなら構わないよと言ってもらえたので、駐車場込みで家賃を表示の価格にしてくれたので、とても助かりました。
(女性/31/大阪府和泉市/主婦)
賃貸情報に掲載されている同じ建物内の物件の家賃が安かったので値下げ交渉
賃貸情報に掲載されている同じ建物内の物件の家賃が、自分が払っていた家賃に比べて4000円ほど安かった。
自分が契約したのは、10年前で契約当時から値段は変わっておらず、家賃は契約時の値段から下がらないと思っていたが、本なネットなどの情報に、長く住んでいれば家賃交渉して安くなるケースがあると記載されていた。
ダメ元で大家さんに電話して、「不動産情報に自分と同じ部屋が4000円やすく掲載されているようですが、自分は安くなりませんか。」と聞いてみたところ、「実はあなたが一番長く住んでいて、家賃も一番高く払ってもらっているので、社長に相談してなんとか安くできないか聞いてみます。」と言われた。
数日後に電話があり、「社長の了解が得られたので、次回から家賃は4000円引きの値段でいいです。」と言われました。
(女性/41/長崎市/会社員)
知り合いのツテをたどって賃貸の家賃の値引き交渉をしてもらった
たまたま職場に新しく入ってきたスタッフが、元々不動産関係で働いた経験のある人でした。
その方のお父様も不動産関係で働いており、紹介してもらうような形で進めて貰えました。
家を探すところから、全てそのおふたりにやっていただいて、3件ほどピックアップしていただいて、1番家賃の高いところに決めました。
決めるときに金額面をすごく気にして、長時間迷う素ぶりをしていたら、向こうも気を遣っていただけたのか、「家賃交渉一緒に取り合います。」と言われて、全部やって貰えました。
僕から主体的に何かをやったというのは少ないですが、ちょっと渋ってみたりとか、知り合いのツテをたどるのもありだと思いました。
家賃が元々月81000円のところ、1000円引いてもらうことができました。
(男性/22/兵庫県西宮市/接客業 販売職)
マンションの1階と3階が同じ家賃だったので、それを利用して値引き交渉
狙っている賃貸を不動産屋と一緒に内見して、家賃が3階建てのマンションの1階の物件で8万円+共益費3000円でした。
その家賃でも別にいいなとは思って、その場で契約しようと思ったのですが、内見の時に郵便ポストを見て他にも空室があったのを思い出し、念のため一旦保留にしました。
帰宅してから、他の不動産情報で3階の物件も同じ8万円+共益費3000円だったのを確認しました。
すぐに不動産屋に連絡し、すぐに契約したいが予算は8万円なので共益費込みで8万円ぴったりに収めたいことと、同じマンションの3階と1階が同じ値段なので、普通は1階は治安の関係で安いものではないのかと言って交渉しました。
翌日、家賃7万7000円+共益費3000円で、合計8万円でOKが出たので、ダメもとでも言ってみるもんだなと思いました。
(男性/37/千葉県浦安市/印刷業の営業)
契約更新のため不動産屋を訪れた時に借家の家賃の値引き交渉
住んでいるのは借家です。
築年数は古いですが、アパートよりも低い家賃と広い間取りに惹かれ契約に至りました。
具体的な家賃は、駐車場込みで五万五千円です。
都心部では、考えられないような価格だと思います。
私も大変気に入っていました。
もちろん、完璧というわけではありません。
やはり、経年劣化は否めなく、隙間風があったり、雨漏りがちょっとあったり、お風呂の給湯器が調子悪かったり色々の不備はありました。
そんなこんなで住み始めて二年、契約更新のため不動産屋を訪れました。
不動産屋の方に、「住んでいて何か困ったことはありませんか?」と聞かれたので、隙間風や雨漏りについて相談しました。話の流れで「家賃もう少し安くなりませんか?」と聞くと、なんとその場で大家さんに電話してもらいました。
話はトントン拍子で進み、極力長く住むことを条件に、家賃を1万円値引きしてもらいました。
なんでも言ってみるものだなと思いました。
(男性/34/埼玉県久喜市/飲食業調理)
即日入居希望と営業の方が値引き交渉に前向きだったことで多少の値引きに成功
以前20代の会社員で大阪に住んでいた頃、家賃の値引き交渉をした経験があります。
不動産屋の営業の方に、値引き交渉をする事を勧められました。
関西の方は値引き交渉に、かなり積極的な印象があります。
そして契約時にその場で敷金・礼金等の初期費用をお支払いし、即日入居出来るという条件を提示しまして、その代わりに家賃の値引きをして欲しいと交渉をしました。
結果、当初のこちらの理想の金額までにはなりませんでしたが、端数をカットして水道料金を込みの家賃にして頂ける事になり契約に至りました。
即日入居希望の方を大家さんが希望していた事で交渉しやすかったのと、営業の方が値引き交渉に前向きだった事が、とても後押しになったように思います。
(女性/37/愛知県名古屋市西区/専業主婦)
管理費・共益費、礼金をなし、プラス1ヶ月のフリーレントをつけてもらった
不動産屋を通して、賃貸しました
管理費・共益費が別で8,000円かかる予定でしたが、その分をなしにしてもらいました。
1階の角部屋でしたので、1階の中では1番賃料が高かったです。
しかし、隣を線路が走っていたため、少しまけて欲しいとお願いしました。
不動産が大家さんに直接かけあってくれました。
本当は駐車場代も込みにしてもらいたかったのですが、それはさすがに厳しいとのことでした。
しかし、1ヶ月のフリーレントをつけてもらい、礼金の1ヶ月分もなくしてもらいました。敷金の1ヶ月分はなくならなかったですが。
だいぶ条件がよくなったので、すぐ契約させてもらいました。
なかなか人もはいらなかったみたいで、家賃を安くすることを了解してもらえました。
おかげですごく助かりました。
(女性/29/千葉県柏市/主婦)
賃貸物件で見つけた小さな欠陥を修理した状態で退去することを提案して値下げ交渉
賃貸物件を探している時に、どうしても自分たちで設定している希望金額内で借りたいと考えていました。
とても良い物件を見つけたのですが、ほんの少しだけ家賃がオーバーしていました。
それでも諦めきれずに交渉してみることにしました。
とても古い物件だったので、内覧していると、排水溝カバーが欠けているところや、あちこち小さな欠陥を見つけました。
長く住む予定ではなかったので、それら全てをキレイに修理した状態で退去することを提案してみました。
他にも空きがあるアパートだったこともあり、その条件で希望の金額にしてもらえました。
一人暮らし、同棲、結婚、妊娠という節目で賃貸物件を借りてきましたが、家賃の値引き交渉をしてみたのは、その時に1度だけです。
よい思い出です。
(女性/39/東京都八王子市/主婦)
身の丈より少し背伸びした物件を借りたい時、2点の方法を試した
①比較的空室期間が長い物件であれば、素直に「この値段まで下がれば入居したい」と交渉する。
月々の家賃だけでなく、初期費用の敷金礼金も下がるので良い方法だと思う。
値段が高くても空室期間が短い物件は、家賃を下げなくても部屋が埋まることを大家さんが認識しているので対象外です。
②家賃の値引きに応じてもらえなくても、設備のグレードアップには対応してもらえることがある。
例えば、2LDKの間取りにエアコンがリビングにしか無ければ、寝室スペースにもつけてほしいとお願いしたり、ウォシュレットのない部屋ならウォシュレットにしてほしいと頼むと応じてもらえることが多い。
自分が家賃を払っても良いと思える状態に、部屋をランクアップさせる。
以上、身の丈より少し背伸びした物件を借りたい時、2点の方法のどちらかは通用しました。
(女性/32/茨城県日立市/看護師)
価格交渉に応じて貰えるなら、即入居を条件に賃貸家賃の値下げ交渉
2LDの物件で、築年数が17年でした。
エレベーター無しの物件でしたが、1階が住居兼店舗で2階が私が住んでる物件で3階はワンルームの物件がいくつか入っています。
良かった点が2階はワンフロワだったので、騒音を気にしなくて良いのが気に入りました。
この物件はネットで私が探し、仲介業者に見せて欲しいとお願いした物件です。
値引き交渉せずの賃貸物件の価格は7万8千円でしたが、交渉して7万5千円に下げて貰いました。
築年数も17年と新しくはないですし、20年近くなると、賃貸物件の価格が下がると知っていたので、大幅に交渉成立できました。
交渉の条件で私が提示したのが、価格交渉に応じて貰えるなら、即入居を条件にしました。
築浅の物件だと、ここまでの値引きはないと思いますが、上手に交渉出来たと思います。
(女性/32/大阪府東淀川区/セラピスト)
新築のアパートに入居して1ヶ月の時に賃貸家賃の値下げ交渉
5年くらい前に、新築のアパートを探して引っ越した時のことです。
10部屋あるアパートで、まだ本当に建ったばかりのところに、2人目くらいに入居しました。
住んで1か月くらい経ったころに、たまたまネットでアパート検索したら、新しく入居する人の家賃が自分よりも5千円安かったことを知って、契約時の担当に電話して、「私も同じ家賃にして欲しい」とお願いしたところ、その後からの人と同じ金額まで家賃を下げてもらうことが出来ました。
相手の担当から聞いた話だと、私が契約したころ、なかなか埋まらないから家賃値下げをする予定だったそうです。
とは言え、家賃の値引きが上手くいった理由は、契約した会社が持っているアパートだったからというのが一番大きいと思います。
(女性/39/神奈川県横浜市/不動産の事務)
長く住んだ一軒家の賃貸の値下げ交渉
平成元年、築30年一軒家を賃貸しております。
賃貸期間も16年になりました。
値引き交渉を行なった当時は、賃貸期間も12年程度だったと思います。
築年数も古く、賃貸期間も長くなっていた事もあり、家賃の値下げが可能かと考えました。
先ずは、管理不動産会社の担当者に連絡を行い、家賃見直しが可能か確認をしました。
その際に、築年数もかなり経過しており賃貸物件も古い事、不便は無いものの現在の一軒家に比べて機能的にも古い点が多い事、賃貸期間も長く継続している事などを伝えました。
不動産会社では決定出来ない為、物件の持主に確認しますとの回答を頂き、対応して頂きました。
不動産会社の担当者さんが、こちらの申し出の内容を伝えて頂き、持主さんと検討して頂いた結果、若干ですが家賃の見直しを行なって頂きました。
現在も賃貸継続中です。
(男性/50/茨城県土浦市/製造業の管理部門)
同じ階の空き部屋が、自分のところより安くなっていたので、更新時に不動産会社に値引き交渉
同じ階の空き部屋が、自分のところより安くなんているのをネットで見たので、更新時に仲介に入っている不動産会社に交渉しました。
その際に、引っ越す可能性もにおわせました。
念のため、その物件の出ているネット媒体のリンクも、証拠で送りました。
そして、その条件でも2か月以上借り手がつかないことも伝えました。
最初は不動産会社も半信半疑のようでしたが、この物件は廊下等の共用部は別の管理会社が入っているので、「そっちにも確認して裏取ってよ」と伝えました。
不動産会社も確認を取ったのでしょう。
数日で私からの条件を飲んでくれました。
それまで¥80,000ところ、¥70,000にしてもらえたのは大きかったです。
(男性/53/東京都大田区/自営 フリーライター)
妻が以前よりお世話になっている不動産屋で賃貸家賃の値引き交渉
妻が以前よりお世話になっている不動産屋さんで、社員の案内のもと5件ほど物件を見学しました。
相場や立地条件などで家賃が変動しますが、
・物件の築年数(20年以上)
・住居内に段差があること
・エレベーターがないこと
・駐車場(青空)を借りること
・妻と不動産屋さんとのお付き合いの度合い
・国道に近いので音が気になる
などを伝えて家賃の値下げ交渉をした結果、月1000円値下げしてくれました。
個人的には、あと2000円頑張りたかったですが・・・。
実際に住んでみて初めて分かった事も多く、斜め向かいの非常識行為老人(喫煙・私有地不法侵入)や真上の時間をかまわない突然の騒音・足音があるので、改めて交渉してみてもいいかなぁと思います。
(男性/45/兵庫県伊丹市/主夫)
賃貸の契約更新が近づいていたので、ダメ元で大家さんに家賃の値引き交渉
もともとの家賃が75000円でした。
当時は共働きで貯金をする余裕も持てていましたが、私の妊娠をきっかけに仕事を退職しました。
主人はサービス業で高収入でなく、貯金もできなくなりました。
その後、子供も生まれたので将来のことも考え、どこか節約できるところはないかと考えた末に、賃貸の契約更新が近づいていたので、ダメ元で大家さんに家賃の値引き交渉をお願いしました。
結果、一度目は考えますと返事を待たされましたが、二度目の交渉で75000円だった家賃が共益費込みで73000円にまで引き下げていただけました。
ほんの2000円ではありますが、市内でショッピングモールも近くにあり、住みやすい場所であったので、2000円でも引き下げていただいたことに感謝しています。
(女性/25/大阪市阿倍野区/専業主婦)
3月、4月などの繁忙期を外して家賃が下がった時期に行き、さらに値引き交渉で下げる
契約したい時期にもよりますが、3月、4月などの借りる方が多い時期は外して、あえてその時期が終わったら探すようにしています。
余っている物件なので高望みは出来ないですが、それなりに良い物件はたくさんあります。
家主さんも余らせておくよりは、借りてもらった方が良いと考えていると思うので、家賃も繁忙期よりは安くなります。
ただ繁忙期が過ぎてすぐに行くと、まだ家賃の値下げを考えている時期なので、少し空けます。
あえてその時期に行き、自身で交渉も出来ますが、下がった後のさらに下げるといったこともできます。
現地で日当たりやこのくらいの家賃ならなどをお話すると持っていきやすい傾向にあり、下がらない時はエアコン等に設備面で新しくして頂き、電気代の節約にもなります。
(男性/36/福岡県福岡市早良区/美容業)
長く住むことをアピールして賃貸家賃の値引き交渉
数件の物件を見た後に、気に入った物件があり、住むならここと思いました。
できれば契約までその日のうちにしてしまいたかったので、家賃交渉に応じていただけることをあまり期待せずに、とりあえず聞くだけでもと思い、ここに長く住みたいので、少しでも家賃が下がると嬉しいのですが、と述べてから具体的に下げてほしい金額を伝えました。
担当の不動産会社の方は、すぐに物件のオーナーさんに連絡を取ってくださり、長く住んでくれるようなので家賃を下げるのはどうかといっていただき、価格交渉に応じていただきました。
自分たちが言ってた金額通りの家賃にしていただくことができました。
家賃でも値引き交渉をすれば、聞いていただけることがあると分かってよかったです。
(女性/43/大阪府泉大津市/専業主婦)
アンケート結果のまとめ
賃貸の家賃で値引き交渉した30人の体験談を見てきましたが、いかがだったでしょうか?
賃貸の家賃の値引き交渉でも色々なパターンがあり、入居時はもちろんですが、更新時や長く住んだ後などでも交渉が可能なことがわかったと思います。
是非、この30人の体験談を参考にして、賃貸家賃の値引き交渉をしてみてはいかがでしょうか?
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家賃はどうやって決まる?「積算法」と「賃貸事例比較法」
上記のアンケート調査で、家賃の値引き交渉ができることがわかりました。
ただ、そもそも家賃というのはどうやって決められるのでしょうか?
それには、主に2つの方法がありまして、「積算法」と「賃貸事例比較法」というのがあります。
積算方とは、簡単に言うと、オーナーが元本に対して、どれだけの利益を得たいかによって試算する方法です。
賃貸事例比較法とは、簡単に言うと、立地や条件(築年数、設備、階数など)等が同じような物件と比較して家賃を決める方法です。
しかしながら、どちらの方法を取るのか、はたまた、違う方法を取るのかは、物件オーナーが決めるものですので、絶対に家賃はいくらにしないといけないということはありません。
ですので、オーナーとの値下げ交渉が可能となってくるということです。
相場とかけ離れた家賃になっている場合は値引き交渉が有利
このページを読んでくれている方の中には、同じマンションやアパートに10年以上住んでいて、その間、家賃はずっと同じままという方もいるかもしれません。
そのような方の中で、相場とかけ離れた家賃になっている場合は、特に値引き交渉が有利になります。
具体的には、「借地借家法32条1項」に賃料増減額請求権が定められているのです。
(借賃増減請求権)
第三十二条 建物の借賃が、土地若しくは建物に対する租税その他の負担の増減により、土地若しくは建物の価格の上昇若しくは低下その他の経済事情の変動により、又は近傍同種の建物の借賃に比較して不相当となったときは、契約の条件にかかわらず、当事者は、将来に向かって建物の借賃の額の増減を請求することができる。ただし、一定の期間建物の借賃を増額しない旨の特約がある場合には、その定めに従う。引用:借地借家法32条1項
これは周辺の立地や条件(築年数、設備、階数など)等が同じような物件と比較して、家賃が高すぎたり、安すぎたりした場合、貸主からは増額、借主からは減額の請求ができますよという法律です。
そのため、周辺相場と比較して家賃が高すぎる状態になっているケースでは、借主から値下げ交渉が可能になってくるという訳です。
※逆に家賃が低すぎる状態になっているケースでは、オーナー側から値上げ交渉をされるケースもある
家賃の値引き交渉が難しい場合は住居確保給付金
値引き交渉が難しい場合は、『住居確保給付金』の申請ができないかも検討してみましょう。
住居確保給付金とは、コロナ禍で収入が減ってしまった方に対しての給付金制度で、対象要件が4つほどありますので、下記を参照してください。
- 主たる生計維持者が
①離職・廃業後2年以内である場合
もしくは
②個人の責任・都合によらず給与等を得る機会が、離職・廃業と同程度まで減少している場合- 直近の月の世帯収入合計額が、
市町村民税の均等割が非課税となる額の1/12(以下「基準額」という。)と、家賃(但し、上限あり)の合計額を超えていないこと- 現在の世帯の預貯金合計額が、各市町村で定める額(基準額の6月分。ただし、100万円を超えない額)を超えていないこと
- 求職活動要件として
- (1)の①の場合
ハローワークへ求職の申込みをし、誠実かつ熱心に求職活動を行うこと具体的には
・ハローワークへの求職申込、職業相談(月2回)
・企業への応募、面接(週1回)- (1)の②の場合
誠実かつ熱心に求職活動を行うこと具体的には
・生活再建への支援プランに沿った活動
(家計の改善、職業訓練等)
住居確保給付金の申請や相談は、お近くの自立相談支援機関で受け付けていますので、気軽に相談してみてください。
詳細は、以下の厚生労働省の生活支援特設ホームページをご覧ください。