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二世帯住宅のメリット・デメリットを30人にアンケート調査

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二世帯住宅のメリット・デメリットを30人にアンケート調査

二世帯住宅のメリット・デメリットを30人の経験者にアンケート調査しました。

二世帯住宅を建てることを検討していたり、両親や義両親、または娘や息子と同居を考えている人は、是非、参考にしてみてください。

ちなみに、このアンケート調査は以下のように実施しました。

調査実施日:2018年11月26日~2018年11月27日

調査方法:インターネット調査

対象者:二世帯住宅で暮らしたことのある方

人数:30人

実施者つむぐ

回答して頂いた方、誠にありがとうございます。

それでは、早速、アンケート結果を見て行くことにしましょう。

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  1. 二世帯住宅のメリット・デメリットを30人にアンケート調査した結果
    1. 嫁いだときには二世帯住宅だった件
    2. 緊急時に子供を見てもらう事が出来るが子育てに口を出される
    3. 自営業なので二世帯同居が必然だったが、祖父母世代への気遣いは負担となることも。
    4. 助けてもらえるけど、気詰まりな生活
    5. メリットは多いけど、どうしても気を使う生活
    6. 壁があっても姑の気配を感じる
    7. いつでも家に誰かがいる。
    8. 良し悪し
    9. 体調が悪い時や困った時にすぐに頼れるのは良いが、たまにお節介だと感じることがある
    10. お互い助け合えるけど、お風呂が気を遣う…
    11. 専業主婦の義母が料理をほとんどしてくれるのが良い。お風呂が共用なので順番に気を遣う。
    12. 助けてもらえるかわりに、口出しもされますよ。
    13. 家事、育児を手伝ってもらえるはとてもありがたいが、友達を呼びにくい
    14. 家賃負担は少なくて済むが、親に監視されているようなストレスが多くなる
    15. 団らんのときは賑やか、でも共用スペースでは気疲れも
    16. 子育ては楽だけど、気遣いはたくさん必要かも
    17. 同居だからすぐ会えるけど、時には気を使うのがストレス
    18. 子どもの面倒を見てくれて助かるけど、言いたいことばかり言われて腹が立つ
    19. 何かあった時に子どもを見てもらえるのは助かるけど、嫁と母の距離感など気にしながら過ごすのが少し大変
    20. 関係が良好ならメリット多し!
    21. 誰かが家にいていいけど気を使う
    22. 子供の面倒をたまにオフが出来るから嬉しいが旦那と両親のそれぞれのやり取りが面倒になる
    23. 子育て中で人手があるのは良いが、気を使う
    24. 家賃は節約できるけど、常に親の目が気になる
    25. 帰省しなくて良いのはいいが、いつも一緒は辛い
    26. 子どもを見てもらえるのは助かるし、お金も節約できるが夫と母にはさまれ気を遣うこともある
    27. 旦那さんの親と同居をしたが旦那さんの親が細かいことを気にする人でストレスが溜まる
    28. みんなで子育てできるのはいいけど、さすがに親にも気を遣う
    29. 共同生活は息が詰まります
    30. 子供の面倒をみて貰えて助かります。
  2. まとめ
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二世帯住宅のメリット・デメリットを30人にアンケート調査した結果

家族 二世帯住宅

※以下の()は、(性別/年齢/職業)です。

嫁いだときには二世帯住宅だった件

≪メリット≫

私が結婚する数年前に、義両親が主人に独立してもらいたいからという理由で既に二世帯住宅になってました。

玄関以外は全て別でしたし、生活スタイルに関して義両親からの干渉など全く無かったので何も気になるところもなく、気を使うこともなく過ごせたのでとても楽でした。

用事があって外出するときは、お互い知らせあうという決まりがある程度でした。

≪デメリット≫

用事があって外出するときは知らせないといけないのですが、わざわざ理由を言ったり、何時に帰る等面倒な時があり、いい大人なのに言う必要があるのかと思うようになりました。

義両親は干渉しているつもりはないようですが、毎日うちに顔を出しに来てる(時間が決まっておらず突然現れる)ので、リビングでぐうたらな格好でソファに寝そべる事ができないのがきついです。

(女性/41/主婦パート)

緊急時に子供を見てもらう事が出来るが子育てに口を出される

≪メリット≫

病気持ちの子供が2人いた為、緊急で病院に行かなければいけない事があったが、他の子供を預け、その子だけ連れて行けば良かったので、とても助かりました。

また私が車の運転が出来なかったので、病院送迎に車を出してくれて助かりました。

子供の学校の長期休みも預ける事が出来たので仕事も出来、仕事と育児の両立はやはり二世帯住宅ならではだと思いました。

食費、光熱費、家賃の負担がかなり軽くなりました。

折半しても、別世帯の時に比べかなり安くなりました。

≪デメリット≫

毎日顔を合わせるようになったので、今まで目につかなかった所が目に付くようになったのか、母親が物凄く子育てに口を出されるようになった所。

躾の仕方が悪いからこんな子供に育ってると、子供に向けて言うようになり、体罰と取れるような事もするようになりました。

多分、今までのんびりと1人で生活していた所がうるさくなり、そのストレスで母親の性格がきつくなってしまいました。

孫にとって優しかったおばあちゃん像が崩れてしまいました。

結局、双方良くないと思い、一年で解消しました。

(女性/42/専業主婦)

自営業なので二世帯同居が必然だったが、祖父母世代への気遣いは負担となることも。

≪メリット≫

生家が二世帯住宅で、社会人となるまでそこで生活していた。

祖父が居住用以外にも不動産を所有し、賃貸マンションなどの不動産経営をしているので、父や叔母(父の妹)が家業を手伝うに際しては、連絡を取りやすく二世帯同居が必然だったようだ。

不動産管理以外にも例えば庭の植木剪定などの人手は必要であり、高齢の祖父母にとって、父世代が近くにいる利点は大きかった。

≪デメリット≫

二世帯住宅に居住していたのは主に子供の頃だったが、それでも親が、その親世代に常に気を使っている様子が伺えた。

掃除や洗濯の時間帯を互いに邪魔にならないようにしなければならないなどの負担はあったようで、日常のサイクルに組み込まれているとはいえ、気遣いは必要だったのだろう。

来客がある時には、自分の家族に加えて、祖父母世代にも予定を確認しなければならないなど手間はあった。

(男性/36/自営業(不動産))

助けてもらえるけど、気詰まりな生活

≪メリット≫

私は現在、2人の子供の育児中なのですが、助けてもらうことも多いです。

どちらかの子供の病院や、私の体調の悪い時、買い物や食事など、子供の面倒を見てもらえることが非常に大きいです。

いらない食材などをお互いに分け合えたりもするので、助かっています。

子供たちも、気軽に祖父母に会うことができるので、気分転換にもなります。

≪デメリット≫

やはり、一緒の敷地で生活しているので、気をつかうことが多いです。

外出すると詮索されたり、子供や私の友人が来るのも気になるようです。

子供たちの予定も把握していたいようで、疲れることもあります。

また、部屋や庭の掃除について言われることもあり、二世帯なんだからそちらがやっても良いのではと思うこともあります。

(女性/31/専業主婦)

メリットは多いけど、どうしても気を使う生活

≪メリット≫

家事を分担出来て、1人で全てやる必要がない。

仕事などで用事がある場合には、代わってやってくれるので、1人で全ての責任を負わなくていいという所が気楽。

家賃を払うよりも、二世帯住宅の方が安く済むのでお得だと思う。

大人が具合いが悪い時には、看病してもらえるし、子供の世話を1人で頑張る必要がない。

子供のお迎えも頼みやすい。

≪デメリット≫

私生活が分けられないので、いつも一緒にいる事になってしまう。

リビングがそれぞれあればいいと思うが、リビングが一つだとなんとなく落ち着いてくつろげない感じがある。

自分達だけだとパジャマでゴロゴロしたままという日もありだけど、二世帯住宅だと出来ないから、毎日きちんとした格好をしないといけないような気がする。

(女性/33/パート 販売)

壁があっても姑の気配を感じる

≪メリット≫

世帯が完全に分かれているので、同居している人たちよりは姑との距離が離れていると感じるのがメリットです。

食事やお風呂も別々なので、下着などの見られたくないものを見られる心配がないのも良いと感じます。

やはり、同じ部屋や空間に姑がいるのといないのでは、ストレスの感じ方が違いますので、同居じゃななくて良かったなと感じることは多々あります。

≪デメリット≫

壁があっても隣には住んでいるので、何かの時に突然家にこられたりするのが嫌です。

こちらも暇ではないのですが、料理を作りすぎたなど何かと理由をつけて家に上がり込んでダラダラ居座られると、家事も進まないし、ストレスが溜まります。

壁があっても、姑が隣にいると思うだけで、圧迫感というか憂鬱な気分になることがあります。

(女性/30/小売業の事務員)

いつでも家に誰かがいる。

≪メリット≫

父が長男だったため、姉の幼稚園への入園をきっかけに、祖父母と同居することになりました。

内孫だからと特別に外孫よりも可愛がられるということは、一切なかったのですが、祖父母が健在の時は、祖父とはよく散歩に出掛けることはありました。

ただ、祖母は誰かと一緒に行動することが少なかったせいか、家の留守番をすることが多かったので、必ず誰かが家にいて、鍵を掛けてでることがなく、家には必ず明かりが点っていました。

≪デメリット≫

いずれ、結婚して家を出たり、歳を重ねて亡くなったりで、だんだん大家族の人数が減っていき、誰か彼かひとりは必ず居た家のなかが、誰も居なくなることが増えたとき。

家に鍵をかける習慣が学習されていないと気付いたとき。

家の鍵を閉めたか、窓の戸締まりはしたか、ガスは、水道、電気は?と不安になりかえってもう一度確認するという無駄な行為が繰り返されるとき、小さい頃の鍵っ子って…、と思っていたけど、とても必要な行為だと思いました。

(女性/45/美容師)

良し悪し

≪メリット≫

扉1枚で息子夫婦とつながっています。

メリットとしては、調味料や野菜など、買いに行くまでもないものをすぐに借りたり貰ったりできることや、家を留守にする時に、ホテルに預けなくても愛犬の世話を頼んだりすることができたり、宅急便から届く荷物を受け取ってもらえたりすることもとても便利だと感じています。

かわいい孫の顔が毎日見られるのも幸せです。

≪デメリット≫

息子の嫁とは上辺ではうまく話すも、性格が合わず、何を考えているのかわかりません。

二世帯住宅を建ててもらうかわりに、有無を言わさず孫の子守りをさせられるのも不満でしかありません。

急にやってくるので、プライベートもあったものではありません。

息子夫婦とつながっている扉の部屋は和室なのですが、足音や声が大きくて落ち着きません。

(女性/55/専業主婦)

体調が悪い時や困った時にすぐに頼れるのは良いが、たまにお節介だと感じることがある

≪メリット≫

自分が体調を崩した時や、金銭的に苦しくなった時などに、すぐに頼ることができるのはメリットだと感じています。

またパートで働きに出た時など、掃除や洗濯、料理といった家事をお手伝いいただけることで負担が軽減され、積極的に働きに出ることができ、家庭の外にもコミュニティをつくることができ、また金銭的にも余裕をもつことができるようになります。

≪デメリット≫

夫婦間で意見が食い違って言い合いになった時など、向こうは良かれと思ってアドバイスや意見を言ってくださることがありますが、夫婦で解決すべき問題のため、外から何かを言われると、解決するまで余計に時間がかかったり、さらに問題がこじれたりすることがあるため、そのような点に関してはデメリットだと感じています。

(女性/29/専業主婦)

お互い助け合えるけど、お風呂が気を遣う…

≪メリット≫

子どもを見ていてほしいときに、すぐに頼むことができました。

2階が私たちの自室、1階が義両親でしたが、子どももおじいちゃんおばあちゃんに会いたいと階段の昇り降りもかなり早く上達できました。

いつでも孫に会えるし遊べると、子どもが小さい頃は義両親もとてもうれしそうでした。

なにかあったときに助け合えるので、それがよかったです。

≪デメリット≫

キッチンとお手洗いのみ別でしたが、玄関、お風呂は一緒でした。

そのため、例えば私や夫の友人が遊びに来たときは、玄関でバタバタしていたので少し気を遣いました。

また、お風呂が一緒だったために、義父は特に私に気を遣ってくれたようです。

子どもが眠そうで先にお風呂に入れたいときに、お風呂場を使われてしまっていたりと、時間が合わないときがありました。

(女性/31/専業主婦)

専業主婦の義母が料理をほとんどしてくれるのが良い。お風呂が共用なので順番に気を遣う。

≪メリット≫

義母がほとんど料理をしてくれるので、フルタイムで働いていた時も自分の負担が少なくて助かりました。

食後の片付けは私が担当していました。

休日には一緒に料理をして料理を習ったり、一緒に買い物に行くと何でも買ってくれるので出費が少なかったです。

食費として毎月渡していましたが、それ以上に買ってもらっていたと思います。

≪デメリット≫

親がお風呂に入った後が自分たちの番なので、いつも待っていないといけませんでした。

旅行に自分たちだけで行ったり、出かけてばかりいると良く思われないので気を遣いました。

特にお正月は親戚が大勢集まる家だったので、その時期はおせち料理や来客用の料理を作るのが忙しいので出かけないようにしていました。

一緒に暮らして長く同じ時間を共有していると、やはり、小さな事が気になってくるので適度な距離が必要だと思いました。

(女性/50/派遣社員)

助けてもらえるかわりに、口出しもされますよ。

≪メリット≫

子どもが小さい間は、少しの間見てもらえたり、子育てにイライラしたとき少し子どもと離れることができて、気持ちを切り替えることができてよかったです。

また、1人が病気になったりしたとき、移らないように祖父母のところへ隔離できるのもいいと思います。

保育園の送り迎えも、こちらが仕事で遅くなるときはお願いできたり、助けられたことも多かったです。

≪デメリット≫

子どもが、甘えに祖父母のところへいくことが多くて困ることもありました。

勝手におやつをたくさんもらって食べてきたりして、夜ご飯をあまり食べないときは少し腹が立ちました。

あと、家族だけで出掛けたいのに、一緒に出掛けることになってしまうことも多くあります。

子どものことをよく見てくれるけど、あまり干渉されるのもしんどくなることがあります。

(女性/42/パート)

家事、育児を手伝ってもらえるはとてもありがたいが、友達を呼びにくい

≪メリット≫

家事や育児を手伝ってもらえる。

留守をしていても、家に人がいるので、治安的にも安心だし、子供が鍵っ子になることもなく安心です。

兄弟がいる場合、一人だけ病院に連れていくときは、本当に助かります。

あと、宅配便の受け取りもしてもらえるので助かります。

その逆もありで、親が具合が悪くなっても、同じ家にいるので病院に連れて行くのも楽です。

≪デメリット≫

友達を呼びにくいのが難点です。

友達も気を使って、数時間の滞在になることがほとんどです。

逆に親の知り合いが来ても同じで、お互い気を遣っているようです。

子供の友達は普通に遊びに来ますが、お友達の親御さんが気を使ってくださり、泊りにくるようなことはありません。

年代が違うと生活感が違うので、気を遣うことはあります。

(女性/50/専業主婦)

家賃負担は少なくて済むが、親に監視されているようなストレスが多くなる

≪メリット≫

二世帯住宅のメリットは、家賃負担が少なくて済むことです。

家庭によっては、光熱費や食費などを親と子で負担をわけることがあるかもしれませんが、それを考慮しても金銭的負担は軽くて済みます。

結婚を機会に、実家をでてマンションなどで賃貸生活をする選択肢もありますが、その場合、都心であれば少なくても7万以上はかかってしまいます。

≪デメリット≫

住宅の構造にもよりますが、二世帯でリビングや風呂場、トイレなどを共有している場合には、嫌でも顔を合わせることになります。

当然、顔を合わせれば会話もしないわけにはいきません。

そのときに親から口うるさく言われることも少なからずあります。

まだ、長男が自身の親から何かを言われる分にはいいですが、嫁が何か言われて気分が悪くなると、その矛先は長男になります。

いろいろと日々の気苦労が絶えません。

(男性/51/「IT業界」の「クリエーター」)

団らんのときは賑やか、でも共用スペースでは気疲れも

≪メリット≫

朝食や昼食は、各世帯それぞれの時間帯で摂ることが多かったですが、夕食には必ず皆一緒の食卓に集うようにしていました。

一家揃っての団らんのひとときには、やはり、同じ家族ならではのぬくもりや安心感を覚え、料理にも一味違った美味しさが感じられます。

子供と祖父母の間で交わされる素朴な会話をそばで聞くのも、楽しみのひとつでした。

≪デメリット≫

キッチンはもちろん、バス・トイレ空間も二世帯共用の家でした。

そのため、どちらの世帯が先に使っていいのか迷ったり、すでに使用中であればそれが終わるまでこちらがじっと待っていなければならない等々の気遣いが毎日のように繰り返されます。

トイレや洗面所などはその意味では特に混みあいがちで、自分の家なのにいつもそうした点である意味相手の動きを見ながら出入りするのに精神的に疲れてしまうこともありました。

やはり、こうした空間はそれぞれの世帯別に設けられている家が理想だと思います。

(女性/50/自営業、パソコンオペレーター)

子育ては楽だけど、気遣いはたくさん必要かも

≪メリット≫

子育てをひとりで頑張らなくてもいいところがよかったです。

上の子供の学校行事や習い事の送り迎えなどのとき、したの子供を連れていかずに親に預けて行けるのは楽でした。

おでかけも、家に留守番がいるので戸締まりをしなくてよいし、子供をいつでも預けられるので、二世帯で暮らしていた当時は、パートに働きに出られていました。

≪デメリット≫

生活時間が違うので、気を使いました。

主人が仕事で遅くなったりすると、入浴が深夜になって音に気をつかったり、休日に遊びに行ったり、ご飯を食べに行きたいけれど、親夫婦も誘うべきか、支払いはどちらがするべきかなどきをつかいました。

電気やガスの支払いや、食費などもどちらがどのくらい負担すべきか、こちらは子供の成長につれて、たくさん使うようになるので、気を使いました。

(女性/40/専業主婦)

同居だからすぐ会えるけど、時には気を使うのがストレス

≪メリット≫

何か困ったことや、用があればすぐに話せる、会えるので信頼関係が生まれる。

料理を多く作りすぎたら分けられる。

また、もらえる場合もある。

家に誰もいない時がないので、防犯にもなる。

別々に住むより家賃や電気代の節約になる。

子供を預けられる。

宅配便が来た時に、代わりに預かってもらえる。

祖父母が孫の世話をしてくれる。

祖父母が孤独になりにくい。

≪デメリット≫

姑の干渉がひどい場合は、ストレスになりやすい。

義父母に気を使ってしまい、自由に外出したりできないこともある。

家に友人を呼びにくい。

義父母の老後の世話を自動的にしなければならない状況になりやすい。

好きな時間に出前をとったり、お風呂に入りづらい。

家のこと(リフォームや家具、インターネットの回線)を簡単に変えづらい。

(女性/32/専業主婦)

子どもの面倒を見てくれて助かるけど、言いたいことばかり言われて腹が立つ

≪メリット≫

二世帯住宅のメリットは、なんと言っても、子育てを自分だけでなく、親にも手伝ってもらえる点です。

私の場合は特に、同居している親が「私」の両親というのが大きいと思います。

子どもも3人いるため、本来なら、夜飲みに行くことなんか全くできないと思いますが、自分の両親であるため、少しのわがままはこちらも頼みやすいし、両親も聞いてくれるので、自分の時間は作りやすいのかなと思います。

≪デメリット≫

デメリットとしては、自分の両親である故に、親側も言いたいことをガンガンこちらに言ってくることです。

旦那はマスオさん状態なので何も口出しできず、旦那に対して何か気に入らないことがあると両親はすぐに私に言ってきます。

また、子どもに対しても。可愛いのはすごく分かるのですが、とても甘く、何でも言うことを聞いてしまうため、子ども達はいいようにじいじ、ばあばを利用して、両親もその作戦にはまっていってしまうところです。

(女性/30/電気ガス業 一般事務)

何かあった時に子どもを見てもらえるのは助かるけど、嫁と母の距離感など気にしながら過ごすのが少し大変

≪メリット≫

結婚当初は2人で住んでいたのですが、子どもができたことに伴い嫁が私の実家に入ることになったのですが、最大のメリットはやはり金銭面。

今まで払っていた家賃、食費、光熱費などをひっくるめて両親に一括で渡しているので支出が計算できること。

子供が具合悪くなったりした時、私たちの手がどうしても空いてない時など両親に子供を見てもらえること。

≪デメリット≫

嫁にのんびりさせてやれないこと。

よく寝るので、朝も少し遅めまで寝かせてあげたいのですが、両親の手前そんなわけにもいかず・・。

基本的には嫁は両親と仲良くやっていますし、今のところ問題は無いように見えますが、子供のことをお願いする時とかどう思ってるかなど、お互いの気持ちを考えてしまうところ。

両親は早めに就寝しますが、私たちは少し遅いので、物音など気をつけていることなどです。

(男性/39/宿泊業)

関係が良好ならメリット多し!

≪メリット≫

義理の父母と二世帯住宅で暮らしています。

お互いの家族が「いい距離を保って」という意識が強いので、ふだんから必要以上にコミュニケーションをとることはありません。

わたしはフルタイムで働いていますが、ときどき安売りしていた食材が玄関にかかっていたりして助かります(笑)。

時間をあけずに、お礼のメールをちゃんと送ることで喜んでいる気持ちを伝えることを心掛け、良好な関係が続いています。

≪デメリット≫

自宅のすぐ隣がコンビニなのですが、ちょっと小腹が空いたときにおにぎりやパンなどを買いに行きたくても買いに行けません。

義父母にばったり出会って「楽をしてる!手を抜いている!」と思われそうで…。

ゴミ出しでも部屋着のままで外に出にくく、いつでも気を抜かずに綺麗にしていなければいけないのが面倒と言えば、面倒に感じます。

(女性/34/製造業の事務職)

誰かが家にいていいけど気を使う

≪メリット≫

小さい頃に家族と祖父と祖母と暮らしていたのですが、両親が共働きだったため学校から帰ると両親はおらず、祖父と祖母がいました。

帰って誰もいないより安全ですし、お腹がすけばご飯も食べさせてもらっていたのでとても安心でした。

小さい子供がいたら連れて出掛けないといけないですが、二世帯だと母親に預けたりできるので、そういうところがメリットだと思います

≪デメリット≫

祖父、祖母は身内ですが、遠い家族みたいなものなので、幼いながらもずっと一緒にいるのは窮屈に感じることもありました。

お風呂がひとつだけだったため、お風呂に入る順番もですし、思春期になると同じお風呂に入るのも嫌なこともありました。

プライバシーが守られないところがある点が、二世帯のデメリットではないかなと思いました

(女性/29/接客業の服販売員)

子供の面倒をたまにオフが出来るから嬉しいが旦那と両親のそれぞれのやり取りが面倒になる

≪メリット≫

人数が多いので食卓は楽しいし、役割分担がそれぞれあるので1日がそう長く感じない。

子供の面倒を見てもらえるので、自分の息抜きが一週間に1日でもあるので、リフレッシュになる。

両親の会話や旦那の会話の内容により、助け合いが生まれる時がある。

買物がある時も大人数で行くので、持ち運びが楽ちんになるので色々と助かった。

≪デメリット≫

旦那のだらしがない面が両親にとってはストレスになるらしく、それぞれの文句を聞きながら対応に当たるのが大変である。

寝る時間帯が違うので、静かに行動するのが面倒くさい。

掃除もしたり、しなかったりとあるので、大体が両親が掃除をし直しをしたりと文句が絶えなかった。

夫婦喧嘩をしても両親がいるので、中途半端な感じで仲直りをさせられる事がある。

(女性/32/専業主婦)

子育て中で人手があるのは良いが、気を使う

≪メリット≫

子どもが生まれたことで、自分の体調が悪い時や用事がある時には子どもを預かってもらうことがわりとすぐにできるので、用事を優先的にすることができます。

忙しい時にはご飯なども一緒にしてもらえるので、家事の負担が減り助かる面もあります。

子どもも近くに祖父母がいるので、母親の私以外にもなつき、人に預けたり、人見知りもなく子ども自身にも良いです。

≪デメリット≫

祖父母からすると、孫にあたる子の面倒を見るのが段々と大変になってきたように感じます。

動き始めたりすると、子どもが散歩へ行きたいと言い、祖父母も高齢になってくるので孫は可愛いけれど、四六時中一緒となると孫疲れが見えてきます。

また子どもも母親、父親は厳しいとわかっているので、何でも祖父母に頼み、甘やかされています。

(女性/32/専業主婦)

家賃は節約できるけど、常に親の目が気になる

≪メリット≫

一戸建て住宅のローンを義父が払い、主人は10年ごとの修繕費を払うことで分担しています。

おかげで、双方非常に助かっています。

また、義理の両親は孫の様子が毎日見られるから楽しいし、私たちも年老いた両親の様子が常に見られるから安心です。

私たちが晩婚なため、両親も高齢で、子供を預けることは難しいですが、家に両親がいれば子供に家のカギを持たせたり、一人で留守番させたりするのが少なくて助かります。

≪デメリット≫

子供に叱っているのも、夫婦喧嘩も筒抜けです。

家事の手抜きもバレバレです。

2世帯住宅と言っても、トイレだけそれぞれ別で、お風呂や台所は共同で使用しているのですごく気を使います。

玄関の掃き掃除をされているのに、自分だけのんびりテレビを見ながらお菓子を食べていられず、本当に面倒くさいです。

我が家なのに、全然落ち着かない。

(女性/46/専業主婦)

帰省しなくて良いのはいいが、いつも一緒は辛い

≪メリット≫

以前は帰省するのに2時間から3時間の時間をかけて帰っていたため、非常に帰るのが億劫であり、年に数回しか帰省することが出来ませんでした。

また、何か用事があったとしても、なかなか簡単に帰れる距離ではありませんでした。

2世帯住宅にしてからは帰省する必要がなくなったため、今では孫を連れて行く必要もなくなったので、いつでも会わせることが出来るようになりました。

≪デメリット≫

いつも一緒にいるのは、親とはいえすごくストレスになります。

簡単に自分たちの生活スペースに入ってくるので、プライバシー面があってないような感じになっています。

孫がかわいいのでいつも構いに来たり、子供の教育に関しても口出ししてくるので、困っています。

また、嫁と姑の関係もお互い距離が近いと、うまくいかなくなってきているのが現状です。

(男性/43/主夫)

子どもを見てもらえるのは助かるし、お金も節約できるが夫と母にはさまれ気を遣うこともある

≪メリット≫

子どものお世話をお願いできることが、一番のメリットだと思います。

私はパートですが、一応働いているので、母が子どものお世話をしてくれると気兼ねなく働くことができます。

実母のため、気遣いも無用で、とても助かっています。

そのため保育料もかからず、パートの給料が入るため家計は潤います。

二番目のメリットは、やはり、お金が節約できることだと思います。

一応家にお金は入れていますが、それでも家族で賃貸暮らしするよりは全然お金が出ていかないですし、食費も母が出してくれることが多いので、生活費も節約できます。

≪デメリット≫

一番のデメリットは、夫と母両方に気を遣うことだと思います。

私は実母なのであまり気兼ねなく生活できますが、夫と母は他人なので双方がストレスなく生活できるように気を遣います。

子どものお世話をお願いしていることもあり、母の子育ての方法に従っておりますが、夫の子育ての考え方と違うときに、どちらを優先して考えたら良いのか迷うことが多々あります。

(女性/34/医療業の看護師)

旦那さんの親と同居をしたが旦那さんの親が細かいことを気にする人でストレスが溜まる

≪メリット≫

メリットは同居をしてるので、家賃を払わなくていいので、旦那さんの給料が安いのでかなり助かりました。

その分貯金が出来たりもしますし、遊んだりする分のお金も出来るので。

ご飯を別々に食べてますが、たまに何か作っておいてくれるのは助かります。

煮物や味噌汁は、二人分作るよりも4人分作った方が楽と言われて作ってもらってます。

≪デメリット≫

同居をしていると、旦那さんの家のルールにしたがえと言われてしまうのが辛かった。

しかも、体調悪いからご飯を食べたくないって言ってるのに、いきなり2階に来て体調悪いなら少しでも食べた方がいいと言われて、食べられなくてもお茶だけ飲んで、旦那さんが食べてるのを座って待てって言われたのは、私の体は無視かって感じました。

干渉されてしまうのは嫌でした。

(女性/25/専業主婦)

みんなで子育てできるのはいいけど、さすがに親にも気を遣う

≪メリット≫

子どもが熱を出したとき、ひとりでずっと抱っこしていても泣き止まないとき、なかなか寝付いてくれないときなど、ひとりで育児をするのに比べて助けてくれる手がたくさんあるので子育てが楽にできました。

とくに、子どもの風邪がうつって母親が寝込んでしまったときは、祖父母が面倒を見てくれ、療養に専念することができました。

≪デメリット≫

さすがの親でも気を遣います。

核家族のようにソファでおおっぴろげに授乳はできないし、お風呂の順番やしつこい汚れの洗濯物が増えてしまうことにも気を遣います。

育児書を読んで最新の情報にもとづいて子育てしているのに、「昔はこれでよかった」「そんなに神経質にならなくても」「私は適当だった」等といわれるとどうしてもイライラしてしまいます。

(女性/29/公務員)

共同生活は息が詰まります

≪メリット≫

いつも常に誰かがいるということは、この上ない安心感に包まれています。

二世帯であれば人生の先輩が身近にいるので、気軽に相談が可能であります。

さらに食事のシーンでは、皆で集まってにぎやかな雰囲気がつくれることから、年末年始や誕生日などは充実した日々を過ごすこととなります。

家族の強い絆を知るきっかけになるので、おすすめです。

≪デメリット≫

一人でゆっくりとしたいときなどは、複数の世代が交錯していれば厄介なことが考えられます。

一番気がかりなことは、宅配やクレジットカードの請求がバレるという点です。

現在はコンビニ受け取りなどいろいろな方法が選べますが、段ボールの形状や大きさで「何を買ったの?」と常に聞かれることにうんざりです。

たまには一人になりたいものです。

(男性/33/運送業の事務職)

子供の面倒をみて貰えて助かります。

≪メリット≫

私は嫁の立場ですが、やっぱり、子供のお世話や面倒をみてくれるのは凄くありがたいです。

私が知らないこともお婆ちゃんから教えてもらっていたり、知らないうちに掃除や片付けなどうるさく言わなくても、お婆ちゃんに教えてもらって出来るようになっていました。

親と子だとすぐ感情的になるけど、お婆ちゃんだと上手に教えることが出来るので見習いたいです。

≪デメリット≫

凄く気を使うお婆ちゃんなので、お風呂の順番とかでいつも喧嘩になりました。

早く休んで欲しかったので、早くお風呂に入って欲しいのに先に入りなさいっと言って聞いてくれませんでした。

お風呂掃除もやってくれたりして、申し訳なかったです。

どうしても、忙しくて甘えてしまうことが多いので、自分たちでちゃんとしなければいけないと思っています。

(女性/40/サービス業、販売)

まとめ

二世帯住宅のメリット・デメリットを30人にアンケート調査した結果を読んでみて、いかがだったでしょうか?

メリットとしては、金銭的な節約や子供の世話を頼めるという声が多かったように思えます。

またデメリットしては、気を遣う、口を出されることでストレスが溜まるといった声が多かったです。

この二つのメリット・デメリットを比較して、メリットの方があると考えるのであれば二世帯住宅での暮らしを決めればいいと思います。

それと、まだ二世帯住宅を建てる前であれば、なるべく両世帯の干渉が少なくなる設計にしたり、防音やトイレやお風呂の数などを増やすなど工夫して、デメリットを最小限にできます。

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