このページでは、Amazonビジネスの評判からメリット・デメリットをまとめてみました。
Amazonビジネスの評判を知りたい
Amazonビジネスのメリット・デメリットを知りたい
Amazonビジネスに登録しようか悩んでいる
Amazonビジネスとはそもそも何なのか、詳しく知りたい
上記のような疑問を持っている方の参考になれば幸いです。
Amazonビジネスの評判まとめ
※下記のAmazonビジネスの評判は、twitter、iosアプリ各種の評価とレビュー、Google Playのレビュー、口コミサイトなどからまとめさせて頂きました。
☑商品によっては法人価格で購入できるので安い
☑まとめて購入すると割引価格で買える商品がある
☑カスタマーサポートの対応が良い
☑経費管理が楽
☑請求書払いが便利
☑複数のユーザーで使えるのが便利
☑ビジネスユーザーに様々な役割と権限を割り当てることができるので便利
☑法人だけでなく、個人事業主も利用できるので助かる
☑購買分析機能が便利
☑年配にはわかりにくい
☑購入者制限のある商品がある
☑発送が遅いケースもある
☑個人用アカウントとビジネス用アカウントの切り替えが面倒
☑家族会員は登録できない
☑個人事業主の登録は必要書類がある
☑アスクルと比較すると、配送無料になる注文金額が高い
☑個人用とビジネス用、別のEメールアドレスで登録しないと個人の購入履歴を見られてしまう
☑配送オプションを使うためには、Businessプライムに加入する必要がある
下記では、上記のAmazonビジネスの評判をメリット・デメリットに分けて、もう少し詳しく見ていきたいと思います。
Amazonビジネスのメリット
商品によっては法人価格で購入できるので安い
Amazonビジネスの最大のメリットが、商品によっては法人価格で購入できるので安いということです。
個人向けのAmazon.co.jpより安く買えるだけで、Amazonビジネスに登録する意味があると言えます。
どれくらい割引されるのかは商品によっても異なりますが、中には30%以上も割引されている商品もあります。
まとめて購入すると割引率が高い商品がある
単品で買うと割引率は少ない商品でも、5個以上や10個以上など、まとめて購入すると割引率が高い商品があります。
個人事業主や少数精鋭の会社だと、なかなかまとめて購入しないなんて思うかもしれませんが、おそらく、それは商品次第です。
例えば、ミネラルウォーターであれば、何個あっても困らないですし、すぐに消費してしまいますので、まとめて買うのにおすすめです。
それ以外にも洗剤、トイレットペーパー、非常食、コーヒー豆などもまとめて買うのにおすすめです。
もちろん、大きな会社であれば電球やセロテープ、ペンなんかを大量に買うこともできます。
どれくらいまとめて買うと割引があるのかは、商品によって異なり、少なければ2個以上からあります。
多いと10個以上や50個以上からでしか割引にならない商品もあります。
カスタマーサポートの対応が良い
カスタマーサポートの対応が良いという口コミも多かったです。
これは対応してくれた人次第ですが、全体的に評判が良い印象です。
おそらく、Amazonビジネスには力を入れており、カスタマーサポートも充実しているものだと思われます。
経費管理が楽になる
Amazonビジネスには、経費管理が楽になるというメリットもあります。
特にAmazonで個人用と事業用の両方の支出をしている方にとっては、通常アカウントとビジネスアカウントを分けられるのは楽です。
また、2021年12月にはfreeeが連携機能アップデートしたことにより、Amazonビジネスでの購入明細が取り込めるようになりました。
そのため、会計ソフトにfreeeを使っている法人や個人事業主にとってもメリットが大きくなりました。
請求書払いが便利
請求書払いとは、1ヶ月分の購入代金をまとめて支払いできるサービスです。
請求書払いにすることで、複数のユーザーの購入をまとめて支払うことができたり、複数の拠点向けに請求書を別々に発行できたりします。
また、請求書、利用可能残高、請求予定額、支払い履歴を一元管理するのにも役立ちます。
そうすることでキャッシュフローの改善にもメリットがあります。
ただし、それぞれのユーザーに購入可能限度額(例えば、30万円までなど)が設定されますので、そこは注意が必要です。
※購入可能限度額とは、請求書払いを利用した注文に対する未払い分の上限額を指します。
複数のユーザーで使えるのが便利
Amazonビジネスでは、複数のユーザーで使えるのが便利というメリットもあります。
複数の従業員が利用できますので、代行発注や経費精算をなくせるメリットもあります。
ビジネスユーザーに様々な役割と権限を割り当てることができるので便利
上記では、Amazonビジネスは複数のユーザーで使えると書きましたが、ビジネスユーザーに様々な役割と権限を割り当てることもできます。
その役割とは、以下の5つです。
- 購買依頼者
- カタログ連携購買依頼者
- 管理者
- 会計担当者
- システム担当者
それぞれの役割での権限が異なります。
また、1人のユーザーに複数の役割を当てることも可能です。
詳しくは『ユーザーの役割と権限』をご覧ください。
法人だけでなく、個人事業主も利用できるので助かる
法人だけでなく、個人事業主も利用できるというのもAmazonビジネスのメリットです。
東証プライム市場に上場する企業の70%以上がAmazonビジネスに登録(2022年4月30日時点)しているとのことですが、そもそも上場企業の割合でさえ全企業の0.1%以下ですので、それ以外の企業、そして個人事業主の数の方が圧倒的に多い訳です。
あらゆる面で大企業が優遇されることも多いですので、中小企業や個人事業主にも門戸が開かれているというのは助かります。
購買分析機能が便利
購買分析機能が便利というメリットもあります。
購買分析機能により、誰が、いつ、どれくらいの金額を買ったのか分析できます。
また税金、送料、部門ごとの購買レポートも見られますので、的確な購買予算意思決定ができます。
ただし、この機能を使うためには有料のBusinessプライムに加入する必要があるのは、注意が必要です。
Amazonビジネスのデメリット
年配にはわかりにくい
Amazonビジネスのデメリットとして、年配にはわかりにくいという評判がありました。
これはAmazonビジネスのどの部分を指しているのかわかりませんが、Businessプライム特典の購買分析ダッシュボードの使い方や最初の登録での提出書類や個人アカウントを移行する、しないの部分は少しわかりにくいかもしれません。
ですが、それ以外であれば、個人でAmazonアカウントを持っており、利用している方であれば誰でも利用できると思います。
購入者制限のある商品がある
Amazonビジネスでは、購入者制限のある規制商品があります。
規制商品は以下の通りです。
()のサービス利用者は購入できません。
- 第一類医薬品(全サービス利用者)
- 指定第二類医薬品、第二類医薬品、第三類医薬品および動物用医薬品(薬局開設者、医薬品の製造販売業者、製造業者もしくは販売業者、または病院、診療所もしくは飼育動物診療施設の開設者)
- 高度管理医療機器等・特定管理医療機器( 高度管理医療機器等、特定管理医療機器の製造販売業者、製造業者、販売業者、貸与業者もしくは修理業者または病院、診療所もしくは飼育動物診療施設の開設者)
- 酒類(消費者、料飲店営業者(料理店等酒類を専ら自己の営業場において飲用に供する営業を行う者)または菓子等製造業者(酒類を菓子、パン、漬物等の製造用の原料として使用する営業者)以外の者)
- 米穀等(米穀等の販売、輸入、加工、製造または提供の事業を行う者(食糧法による米穀販売の届出を行った者を含みます。))
- 肥料(肥料の生産業者、輸入業者、販売業者)
- 特定牛肉(特定牛肉の販売業者、特定料理提供業者、その他第三者への提供を予定する者)
詳しくは、『購入者制限のある商品に関する細則』をご覧ください。
発送が遅いケースもある
発送が遅いケースもあるという評判もありました。
ただし、これはAmazonビジネスだけでなく、どのオンラインショッピングを利用しても起こりえることです。
少しでも早く商品を欲しいという方は、お急ぎ便・当日お急ぎ便が無料のBusinessプライム会員への加入をおすすめします。
個人用アカウントとビジネス用アカウントの切り替えが面倒
個人的には、Amazonビジネスの最大のデメリットがこの「個人用アカウントとビジネス用アカウントの切り替えが面倒」ということです。
確かに、上記のように『アカウントの切り替え』をクリックして切り替えることは簡単ですが、面倒を感じます。
スマホであればAmazonとAmazonビジネスのアプリを両方ダウンロードすれば切り替えの必要はありませんが、PCで使っている場合は、切り替える必要があります。
家族会員は登録できない
個人用アカウントのAmazonプライムには、同居家族を2人まで追加して特定の特典を共有できる家族会員のサービスがありますが、Businessプライム会員においては、家族会員は登録できません。
あくまでBusinessプライムは、ビジネスの利用に特化しております。
個人事業主の登録は必要書類がある
法人だけでなく、個人事業主の登録もできるというメリットがありますが、個人事業主においては登録時に必要書類をアップロードする必要があります。
必要書類は以下のうち、いずれか一つで大丈夫です。
- 確定申告書B
- 開業届出書
- 過去2年以内の「所得税青色申告決算書」
- 過去2年以内の「青色申告承認申請書」
※税務署の印鑑付きの書類である必要がありますが、e-Tax(国税電子申告・納税システム)で青色申告書を提出した場合、受信通知を含めたコピーを提出すれば大丈夫です。
もし開業届出書で手続きしようと思っている方で、紛失してしまったという場合は、税務署で開業届のコピーを請求できます。
コピーにも受領印があるため、使えます。
いずれにせよ、個人事業主は登録前に上記の必要書類を用意する手間暇が掛かるというデメリットがあります。
アスクルと比較すると、配送無料になる注文金額が高い
法人向け通販サービスとして、Amazonビジネス以外でアスクルが有名ですが、アスクルと比較すると、配送無料になる注文金額が高いというデメリットがあります。
Amazonビジネスでは2,000円以上の買い物で配送無料ですが、アスクルでは1,000円以上の買い物で送料が無料となります。
もちろん、AmazonビジネスでもBusinessプライムに加入すれば、金額に関係なく配送無料ですが、以下のような年会費は必要です。
個人用とビジネス用、別のEメールアドレスで登録しないと個人の購入履歴を見られてしまう
Amazonビジネスでは、個人用とビジネス用、別のEメールアドレスで登録しないと個人の購入履歴を従業員に見られてしまうというデメリットもあります。
ですので、個人アカウントでの購入履歴を見られたくない場合、個人用のEメールアドレスとは別のもので登録するようにしましょう。
配送オプションを使うためには、Businessプライムに加入する必要がある
配送オプションを使うためには、Businessプライムに加入する必要があるというデメリットもあります。
配送オプションとは、以下の4つを指します。
- 通常配送無料
- お急ぎ便無料
- お届け日時指定便無料
- まとめてお届け便無料
別に急いで商品を欲しい訳ではないケースや2,000円以上の商品であれば送料は無料ですので、必要性を感じない場合はBusinessプライムに加入しなくても十分にAmazonビジネスの利用価値はあります。
ただし、やはり、Businessプライムに加入した方が便利なのは間違いありません。
年会費もプラン次第ではありますが、そこまで高くはありませんので、是非、検討してみてください。
公式サイト
Amazonビジネスに未登録の方へ!登録方法の解説!注意点も
下記のページでは、Amazonビジネスに未登録の方へ!登録方法を丁寧に解説しております。
また、注意点も解説しておりますので、Amazonビジネスへの登録を検討している方は、是非、参考にしてみてください。