このページでは、AmazonのPrime Try Before You Buyの注意点と使い方を紹介しております。
初めてPrime Try Before You Buyの利用を検討している方の参考になれば幸いです。
Prime Try Before You Buyとは?
まず『Prime Try Before You Buyとは?』という基本的な質問に回答します。
Amazon公式では、以下のように説明されています。
Prime Try Before You Buyとは何ですか?
洋服やシューズ、バッグなどを取り寄せ、試着後に購入を決定した商品のみ代金をお支払いいただくサービスです。1点から最大4点までの商品を配送が完了した翌日から最長で7日間、試着いただけるため、気になる商品のサイズ違いや色違いなど、まとめて取り寄せていただくことができます。引用:Amazon
つまり、簡単に言えば、Amazonプライム会員だけが利用できるファッション通販の試着サービスです。
Primeはプライム会員のサービスであることを示しており、「Try Before You Buy」は日本語に翻訳すると、「買う前に試着する」という意味です。
Amazonのようなオンラインショッピングにおいて、ファッション商品を買うのは抵抗があるという人がいますが、その理由としてサイズ違いや色違いが起きてしまうことが挙げられます。
そのデメリットを解消させようとする試みがPrime Try Before You Buyという訳です。
以下、Q&A方式でPrime Try Before You Buyについて疑問に思うことに対して、回答していきます。
Prime Try Before You Buyの対象商品のジャンルは?
Prime Try Before You Buyの対象商品のジャンルは、レディース、メンズ、キッズの洋服からシューズ、バッグ、それにスポーツに関連するアパレルなども含まれます。
それらの中には靴下や帽子、ダウンなども含まれています。
Amazonプライム会員以外も利用できる?
Amazonプライム会員以外で利用できるのは、Prime Student会員だけです。
ただし、Amazonプライムの30日間の無料体験会員とPrime Studentの6か月間の無料体験会員も利用できますので、興味のある方は、無料の会員登録中に利用するのがおすすめです。
追加費用は必要?
Prime Try Before You Buyは、Amazonプライム会員の特典に含まれているため、追加費用は必要ありません。
さらに、配送料はもちろん、返送料も無料となっております。
一度に試着可能な商品数は?
一度に試着可能な商品数は、4点です。
試着可能な期間は?
試着可能な期間は、注文した商品の配送が完了した翌日から最長で7日間となっております。
全部返品、買わないという選択もできる?
Prime Try Before You Buyを利用した商品は、1点も買わずに全部返品もできます。
ですので、4点試着して、4点すべてを返品、買わないという選択もできます。
返品する時に『返品する理由をお聞かせください』と選択するのですが、そこにサイズや色違いなどと並んで『不要になった』という選択肢もあり、「えっ、そんな理由でも返品できるんだ・・・。」と感じます。
もちろん、何度もその理由で返品していた場合は、何かしらのペナルティがある可能性もありますので、あくまで購入を検討しての試着である必要はあります。
返品とPrime Try Before You Buyの違いは何?
Amazonファッションって、Prime Try Before You Buyとは別に返品も可能だったようなと疑問に思っている方もいると思います。
それは、その通りです。
返品の可能日数は商品到着後30日以内であり、Prime Try Before You Buyの商品到着後7日以内よりも長いため、返品した方がいいのではないかと思っているかもしれません。
ですが、Prime Try Before You Buyと返品は、両方同時に使うことができますので、Prime Try Before You Buyで最長の7日間を試着日数で利用して、その後、返品も可能ということです。
両者の違いは、返品日数だけでなく、送り状の作成だったり、返金処理にもあります。
Prime Try Before You Buyでは、返送用の送り状が同梱されていたり、そもそも試着段階ですので、返金処理も必要ないといったメリットがありますので、可能であれば商品到着後7日以内に購入もしくは返送の手続きをした方がいいです。
ただし、7日間が過ぎたとしても返品は可能です。
Prime Wardrobe(ワードローブ)とは何?
Prime Wardrobeとは、「プライム会員の衣装部屋(ワードローブ)」という意味で、Prime Try Before You Buyの前に使われていた名称です。
ですので、現在ではAmazonサイト内でPrime Wardrobe(ワードローブ)の文字を探してもありません。
AmazonのPrime Try Before You Buyの注意点
ここからは、AmazonのPrime Try Before You Buyの注意点を解説します。
試着ができるのは7日間
これは上記でも説明しましたが、試着ができる期間は注文した商品の配送が完了した翌日から最長で7日間となっております。
その期間内に購入もしくは返送の手続きをする必要があります。
また、その期間を過ぎてもAmazonの利用規定に沿った返品手続きは可能です。
Amazonで返品・交換できる条件とは、商品到着から30日以内の返品・交換です。
注意点としては、試着期間の7日間に購入手続きをしていなくても、返品・交換条件が商品到着から30日以内となっておりますので、その期間も含まれるということです。
ですので、7日間+30日間=37日間に返品・交換手続きをすればいいのではなく、商品到着から30日以内に手続きをする必要があります。
(この辺り、かなりわかりづらいため、カスタマーサービスに連絡して、やっとわかりました。)
ただし、不定期にAmazonのルールが変わることがありますので、最新情報は公式サイトで必ず確認するようにしてください。
商品タグは付けたまま試着する
Prime Try Before You Buyは、あくまで試着サービスですので、商品タグは取らずに試着しましょう。
仮に商品タグを取ってしまった場合でも、一度だけなら大丈夫だったという口コミもありましたが、やはり、何度もそのような行為をしていたら、Amazonアカウントが停止になっても文句は言えません。
なぜなら、しっかりと公式サイトにおいて『返送の際は、商品タグがついた状態で返送してください。』と明記されているからです。
屋外では試着しない
屋外では試着しないことも重要です。
やはり、Prime Try Before You Buyはあくまで試着サービスです。
商品が中古になるような行為は厳禁です。
同一の注文内でサイズや色が同じ商品を複数注文はできない
同一の注文内でサイズや色が同じ商品を複数注文はできないことも注意が必要です。
上記で説明したように、一度に試着可能な商品数は4点ですが、サイズや色が同じ商品を複数注文はできません。
Prime Try Before You Buyでは、サイズ違いや色違いの確認をするため、サイズ違いや色違いの商品を注文するようにしましょう。
ポイント付与の対象外
Prime Try Before You Buyは、ポイント付与の対象外であるのも注意が必要です。
そのため、高額商品で多くポイントが貯まる場合、Prime Try Before You Buyを利用しないで普通に買った方がいいかもしれません。
支払い方法はクレジットカード、デビットカード、Amazonポイントのみ
支払い方法はクレジットカード、デビットカード、Amazonポイントのみというのも注意が必要です。
プリペイドカード、Amazonギフト券、代金引換、携帯決済、コンビニ・ATM・ネットバンキング・ 電子マネー払いなどの支払い方法は利用できません。
Prime Try Before You Buy対象外の商品もある
Prime Try Before You Buy対象外の商品もありますので、注意が必要です。
Prime Try Before You Buy対象商品には、以下のようなマークが付いています。
また、『Prime Try Before You Buy』のページから検索すれば、対象商品を探すことができます。
prime try before you buyの使い方
ここでは、prime try before you buyの使い方を紹介します。
と言っても、使い方は簡単で、まとめると以下のようになります。
- 対象商品を選ぶ
- Prime Try Before You Buyの注文を行う
- 商品が届く
- 購入もしくは返送の手続きをする
対象商品を選ぶ
まずは『Prime Try Before You Buy』のページから対象商品を選びましょう。
もしくは、下記のようにTry Before You Buyにチェックを入れて、フィルターをかけて検索しても探せます。
Prime Try Before You Buyの注文を行う
欲しい商品が決まったら、『7日間無料でお試しください』にチェックを入れて、『カートに追加して無料試着』をクリックします。
すると、以下のようなページが表示されるはずです。
表示される商品だけよければ『Prime Try Before You Buyの注文を行う』をクリックします。
他にもPrime Try Before You Buyを利用したいサイズ違いや色違い、もしくは他の商品がある場合、ここに4点まで追加できます。
『Prime Try Before You Buyの注文を行う』をクリックすると、お届け先と支払方法を選択するページにきます。
そこで『注文を確定』をクリックします。
注文を確定すると、以下のように配送予定日や次のステップが表示されます。
次のステップとは、以下の2点です。
- お客様が商品を受け取った翌日から、7日間の試着期間が開始します。
- 試着期間の終了前に注文履歴から、購入する商品と返送する商品をお選びください。
この時点では、まだ請求は発生していませんので安心してください。
請求があるのは、試着期間終了後、購入する商品についてだけです。
商品が届く
今回の注文日は2022年12月19日の夜で、商品は2022年12月23日の午前中に到着しました。
try before you buyでは、配送オプションであるお急ぎ便・お届け日時指定便が使えませんでしたので、普段、Amazonプライム会員でお急ぎ便・お届け日時指定便に慣れている方にとっては多少の不便さを感じるかもしれません。
今回の注文は商品が一つだけということもあり、紙袋で届きました。
これが商品が二つであったり、大きな商品の時にはダンボールで届くと思います。
ダンボールであれば捨てずに残しておくという行動が自然とできると思いますが、紙袋だと捨ててしまいがちです。
この紙袋は返送の時に使いますので、捨てずに残しておいてください。
紙袋の裏側は、こんな感じです。
下の方に1、2、3の数字が見えると思いますが、ここに購入・返送手続きの流れが書いてあります。
まず1です。
続いて2です。
そして、最後に3です。
最後のQRコードは、『Prime Try Before You Buyの商品を返送する』のページです。
文字だけでわかりづらいですが、Prime Try Before You Buyの商品の返品方法が書かれています。
紙袋を開けると、返送用テープが貼ってあるのがわかります。
返送時にこの返送用テープだけだと開いてしまう可能性がある場合は、ガムテープで補強しましょう。
紙袋の中身は、以下のような感じです。
①着払い返送ラベル
➁「返送先」と記載された用紙※重要:返送時には必ず同封する
➂利用方法と返送時のFAQが書かれたリーフレット
④商品
返送する場合、上記4つのどれも重要の役割を果たすので、捨てずに残しておいてください。
特に➁の「返送先」と記載された用紙は捨ててしまいそうになりますが、返送時に同封する必要があるため注意してください。
ちなみに、リーフレットの内容は以下のような感じです。
試着する
続いては商品を試着します。
ここでは、上記の『AmazonのPrime Try Before You Buyの注意点』でも書きましたが、「商品タグは付けたまま試着する」、「屋外では試着しない」ということには注意しましょう。
サイズは小さすぎないか、もしくは大きすぎないか、フィット感はどうか確かめましょう。
また色・図柄や素材・品質・不具合・損傷、注文内容と同じかについてもチェックしましょう。
写真で見たのと、実際に見たのでは印象が違うケースもありますし、商品説明とは異なるケースもあります。
購入もしくは返送の手続きをする
試着が終わったら、購入・返送手続きに進みます。
上記でも書きましたが、試着期間は7日間です。
商品が到着すると、以下のようなメールが届きますので、そこに試着期間の終了日が表示されていますので確認してみましょう。
また、このメール内に『購入・返送手続きに進む』というボタンがありますので、ここから購入するか、返送するのかの手続きを行います。
また、このボタン以外でもブラウザやアプリにある注文履歴から購入・返送手続きが可能です。
『購入・返送手続きに進む』のボタンをクリックすると、以下のようなページが表示されます。
ここでは、『購入』、『交換』、『返送』の3つの選択肢があります。
商品を気に入った場合、『購入』→『注文を完了する』で終わりです。
サイズが合わなかったり、色違いが欲しい場合は『交換』→『(色・サイズの)交換の選択を保存』→『注文を完了する』の流れです。
ここで交換を利用できない場合、下記のように表示されます。
その場合、『返送』を選択します。
返品をする場合、『返送』→『注文を完了する』の手続きをした後、返品の商品と「返送先」と記載された用紙を送られてきた紙袋やダンボールに入れ直して、封をします。
その後、着払い返送ラベルにある「ご依頼主の欄」と「品名の欄」を記載して、紙袋・ダンボールに貼ります。
着払い返送ラベルがヤマト運輸のものですので、ヤマト運輸の『集荷申し込み』のページから集荷を依頼できます。
また、集荷ではなく、取扱店やコンビニからも発送できます。
コンビニで言えば、セブンイレブン、ファミリマート、ニューデイズ、デイリーヤマザキ、ポプラが対応しております。
お近くの取扱店やコンビニを探したい場合、下記のページから検索可能です。
個人的には、重い商品でない限り、近くのコンビニで出した方が便利に感じます。
なぜなら、集荷を依頼すると、待ち時間が結構あるため、拘束時間が増えるためです。
ただ、これはケースバイケースですし、個人の環境にもよりますので、お好きな方法でご返却ください。