このページでは、『野菜の1日の摂取量はどれくらい?野菜不足はどうすれば解消できる?』という質問に回答しております。
一人暮らしを始めて、最近、野菜不足な気がする
そもそも、野菜の1日の摂取量はどれくらいなんだろう?
野菜不足を解消したい!でも、どうしたらいい?
上記のような悩みや疑問を持っている方の参考になれば幸いです。
野菜の1日の摂取量はどれくらい?
まず『野菜の1日の摂取量はどれくらい?』という質問の回答ですが、「健康日本21(第二次)」と呼ばれる、厚生労働省による健康寿命の延伸などを実現する運動の中では、「野菜類を1日350g以上食べましょう」とあります。
ただ、野菜350gって言っても、どれくらいなのかイメージできないと思います。
ですので、目安を言うと、生野菜なら両手で3杯、茹でた野菜なら片手で3杯となります。
調理した野菜だと、小皿5皿分ぐらいとなります。
つまり、1食に小皿1皿だけだと、小皿2皿分、野菜不足となってしまうということです。
実際、多くの人は野菜摂取量が足りていないと、厚生労働省の『令和元年国民健康・栄養調査結果の概要』のデータで出ています。
60~69歳、そして、70歳以上の年齢の方は、60歳未満の年齢の方と比較して野菜の摂取量は多いですが、それでも目標値の350gには足りていません。
20~59歳においては、50g~100gを優に超えるほど、野菜の摂取量が不足していることがわかります。
野菜の摂取量が350g以上の者の割合は、男性で30.1%(総数)、そして、女性で26.5%(総数)となっており、多くの人が目標値に達していないことがわかります。
野菜不足はどうすれば解消できる?
ここからは、『野菜不足はどうすれば解消できる?』という疑問に回答していきます。
ただ、野菜不足の方にも色々といますので、解決方法は一つではないです。
例えば、野菜不足の方の中には、そもそも野菜不足だと認識していない方、時間がなくて野菜料理を作れない方、野菜嫌いな方、野菜不足だと認識はしているけど、何となく食べていない方など、色々といます。
以下、野菜不足の解消方法を一つ一つ紹介していきますので、自分に合った方法を試してみてください。
プラス1皿の野菜を意識する
年齢や人にもよりますが、平均すると1日で小皿1皿~2皿の野菜が不足しています。
ですので、まずは朝昼夜のどの時間帯でもいいですが、プラス1皿の野菜を意識するようにしましょう。
もちろん、毎日、同じ野菜ではなく、色々な野菜を食べるようにしましょう。
そうすれば、栄養の偏りも少なくなります。
冷凍野菜を利用する
野菜不足の方の中には、野菜の賞味期限は短いから使いづらいと思っている方や調理が面倒だから食べないという方も多いと思います。
特に一人暮らしの場合、そのような傾向が顕著な気がします。
そのような方におすすめなのが、冷凍野菜です。
冷凍野菜の賞味期限は数か月はありますし、下ゆでや皮をむいたり、カットしたりと、下処理が済んでいますので、時短調理できます。
電子レンジを使えば、数分で食べれますので、朝の忙しい時間にもピッタリです。
冷凍野菜は、普通にスーパーやコンビニでも売っていますし、下記のようなオンラインショップでも購入できます。
☞楽天市場
鍋料理を作る
鍋料理には、本当に色々な野菜を入れますし、種類も豊富で飽きないですし、何より、簡単に作れます。
しかも、個人的な感想ですが、分量を気にせずに野菜をカットしていることが多く、すごい量の野菜を1食で食べられます。
作り過ぎたと思えば、次の食事に回すこともできますし、非常に便利な料理です。
Amazonでは、『ヤマキ 豚しゃぶ野菜鍋つゆ』が人気です。
スーパーにも色々な鍋の素が売っていますし、1人前から作れる鍋の素もありますので、一人暮らしの方にもおすすめです。
加熱調理をする
野菜不足の方の中には、小食で、すぐにお腹いっぱいになってしまって食べれないというケースもあります。
そんな方は、サラダ(生野菜)として食べるのではなく、「茹でる」、「煮る」、「蒸す」、「焼く」、「電子レンジでの調理」など加熱調理して食べるのがおすすめです。
加熱調理することでかさが減り、より多くの野菜を食べることができます。
野菜セット定期宅配を利用する
野菜不足を解消するために、野菜セット定期宅配を利用するという方法もあります。
野菜セット定期宅配を利用すれば、旬の野菜が毎週、もしくは隔週(2週間に1回)送られてきますので、どうにか使い切ろうと料理することになります。
送料が掛かったり、野菜の値段が高いケースもありますが、新鮮な野菜をたくさん食べようと思っている方にはおすすめです。